旨い店はタクシー運転手に訊け!夏こそ食べたい新橋『おにやんま』の絶品とり天うどん
●「旅先で旨いものを食べたければ、タクシードライバーに聞くのが一番」と言います。そこで、東京のB級グルメに精通する現役タクシー運転手・荒川治さんに、オススメのお店を教えてもらいました。
タクシードライバーの荒川です。いや、暑いですね~。タクシーの中はエアコンが効いているとはいえ、運転中、窓から差し込む強烈な陽差しを浴び続けているので、長時間にわたって低温調理されている気分がします。チャーシューのようにしっとり仕上がればいいんですが、どちらかというと干物状態です(笑)。 新橋『おにやんま』の絶品とり天うどんの関連画像 さて今回は、猛暑の今夏、私が何度も通っているうどん屋さんを紹介したいと思います。それが、東京で大人気の立ち食いうどん屋『おにやんま』さんです。
このお店、五反田に本店があり、そのほか東京都内に10店舗以上あるのでご存知の方も多いと思います。あちこちを走り回るタクシー運転手にとって、この『おにやんま』さんのある場所を頭に入れておくと、ちょっと小腹が空いたときに、とっても便利なんですよ。
中でも、今回ぜひ紹介したいのが新橋店。JR新橋駅烏森口から徒歩3分ほどのところにあり、その周辺には、路上の “スリーコイン”パーキングがたくさんあるので、ドライバーも駐車違反の心配なく、食べに行けます。
また、この新橋店の営業時間は、朝6時半から深夜3時まで。私たちのようなタクシードライバーはもちろん、新橋界隈で働くサラリーマンにとって、朝食にも夜食にもなる、非常にありがたいお店なんです。
そして、肝心のうどんですが……温かいうどんは“かけ”が基本で、冷やしは“ぶっかけ”と“おろし醤油”。そして『おにやんま』で人気なのは、温冷どちらも、とり天やちくわ天をいれたバージョンです。私はというと、ここ最近は「冷・とり天ぶっかけ 大盛」(640円)nにハマっています。 このお店、注文してから麺を茹で始めるのですが、提供までの時間がめちゃくちゃ早いのも特徴です。もちろん早いだけではありません。1日中製麺しているうどんは、ほぼ打ちたて、切りたて、茹でたて。だからコシがあってツルツルっとした喉越しで、噛むと伸びやかで、最高にウマい!