「わかってるけど動けない」超損する“3大NG”思考 「氷1つ」で脳を整える“考えすぎ”を防ぐ超簡単すぎるコツ
同様に、「失敗するかも……」といったネガティブな想念にも裏付けがあります。 一度の大失敗で自己肯定感を失う人もいますが、影響が大きいのはやはり幼い頃から積み重ねてきた経験です。 親の指示に従わないと叱られた、努力したのに先生に褒めてもらえなかった、挑戦しようとしたのに同級生からバカにされた。 そんな経験を積み重ねた人が行動をためらうのも、無理はありません。 何かしようとするたびに、「また失敗したらどうしよう」とビクビク。
あるいは「行動しても何も変わらない」「成功すれば疎まれ、失敗すれば非難される」などなど、行動しない理由ばかりが頭をよぎります。 ■脳の考えすぎをどう止めるか? どのパターンもネガティブなことを考えすぎてしまい、行動するのにブレーキがかかってしまっている状態です。 では、この「考えすぎ」な状態をどうしたらいいのでしょうか。 カギとなるのは「注意容量を奪う」ことです。 人間の心は「考えてはいけないと意識するほど、かえって考えてしまう」性質を持っています。
「ネガティブなことを考えてはいけないから、考えないようにしよう」と思っても難しいのはそのためです。 考えまいとするほど、考えてしまうのが人間の定め。 ただ、人間が何かに向けていられる注意の量には限りがあります。 ならば注意容量を使い切ってしまえばいい。 そこでマインドフルネスです。 マインドフルネスによって「今、この瞬間」に意識を向け、注意容量を使い切れば、他のことは何も考えずにすみます。 何か行動しようとして、ネガティブな思考が出たらマインドフルネス瞑想を行ってください。
ネガティブな思考がグンと減り、行動しやすくなることに気がつくと思います。 ■脳のブレーキを外すユニークなワーク 「いつでもどこでも」実践できる瞑想として、どなたにもおすすめできるのが、呼吸瞑想です。 なんとなく疲れたな、何かしようにも気が乗らないなというときに、試してみてください。 ここではイスに座った状態で行う呼吸瞑想を紹介します。 マインドフルネス呼吸 ❶ 両足を少し開き、イスに座ります。頭の上から1本の糸で吊られているようなイメージで、背筋を伸ばします。