〈ザ・コンランショップ〉とスタイリストの石井佳苗が〈広松木工〉とオリジナルのシェーカー家具を作りました。
10月上旬、〈ザ・コンランショップ〉より、シェーカー家具シリーズ《Ann Shaker》が発売となる。 【フォトギャラリーを見る】 日本上陸30周年を迎えた〈ザ・コンランショップ〉が、10月上旬よりオリジナル家具シリーズとして、スタイリストの石井佳苗と福岡県大川市にある家具メーカーの〈広松木工〉と共に作り上げたシェーカー家具《Ann Shaker》(アン シェーカー)を発売する。 シェーカー家具とは、19世紀に自給自足のシンプルな生活を送るシェーカー教徒によって生まれた家具のこと。〈ザ・コンランショップ〉は、衣食住のライフスタイル提案やスタイリングを手がける石井と共に、シェーカー家具の特徴である「シンプル、ナチュラル、機能的」をコンセプトに家具づくりを行っている〈広松木工〉の工場に足を運び、随所までミリ単位でこだわり、《Ann Shaker》シリーズのアイテムを作り上げた。 《Ann Shaker》シリーズはチェア、ベンチ、ベッド、ペグレールなど、シェーカー家具の代表的なラインナップとなっている。いずれも、シェーカー家具ならではの直線的で簡素なフォルムを大切にし、何度も試作を重ねながら実用性を追求した。
《Ann Shaker Highback Chair》(アン シェーカー ハイバック チェア)は、オーク材、ウォルナット材、ビーチ材(ブラック塗装)の3種類展開。座面には井草を使用していて、経年変化による風合いの移り変わりを楽しむことができる。
実用性とシンプルさを追求した《Ann Shaker Bed》(アン シェーカー ベッド)は、ヘッド部分の隙間も、マットレスを置いた際の抜け感を考慮した高さに設計した。こちらもオーク材、ウォルナット材、ビーチ材(ブラック塗装)の3種類。サイズはシングルからキングまでの4サイズを用意している。
《Ann Shaker Cabinet》(アン シェーカー キャビネット)は、広松木工のオリジナルキャビネットをベースに、取手をウッドに変え、さらに金属パーツを全て真鍮で統一した、〈ザ・コンランショップ〉別注仕様だ。背面も同素材の木材で覆われているため、360度美しい佇まいで、壁付けや空間の仕切りとしても活用できる。 〈ザ・コンランショップ〉ブランドの創業者であるテレンス・コンランのデザイン哲学「PLAIN SIMPLE USEFUL」を反映した《Ann Shaker》シリーズのシンプルでミニマルなフォルムと機能的なデザインは、現代の生活スタイルに寄り沿う、より良い豊かな暮らしを提案する。
《Ann Shaker》シリーズ 2024年10月上旬発売予定。
text_ Aya Hasegawa