老後の年金は「月14万円」です。なんとか生活できる額ですが、節約しても「医療費」がかかると聞きました。実際どのくらいかかるのでしょうか?“自己負担”は少ないですか…?
若い時から健康に気を付けることが医療費対策となる
内閣府が公表した「令和5年版高齢社会白書」によると、健康について心がけている人のほうが「健康状態が良い」と回答した割合は高くなり、心がけ始めたのが早ければ早いほど「健康状態が良い」と答える人の割合が多くなっています。 また「健康状態が良」いと回答した人が日頃心がけていることは、「地域の活動に参加する」「散歩やスポーツをする」「趣味をもつ」などです。
まとめ
年金受給額が月14万円だと、65歳以上の単身世帯の平均支出を下回りますが、節約すれば年金だけでの生活も不可能ではないといえるでしょう。 また老後の医療費の平均も月1万円未満であり、75歳以上になっても、自己負担割合や高額療養費制度があることなどを考えれば、そこまで不安視する必要はないのかもしれません。 しかし若い時から健康を心がけることで、医療費の抑制だけでなく、健康に長生きできる可能性が高まり、生活の質も向上すると考えられます。老後の医療費対策だけでなく、健やかな老後生活を送るためにも現役時代から健康を心がけてみてはいかがでしょうか? 出典 厚生労働省 令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況 総務省統計局 家計調査報告(家計収支編)2023年(令和5年)平均結果の概要 厚生労働省 令和4年度 医療費の動向 厚生労働省 医療費の一部負担(自己負担)割合について 内閣府 令和5年版高齢社会白書 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部