「こんなインバウンドいらん」神社の鳥居で懸垂のチリ人女性に憤りの声殺到…富士山の動画もアップ
10月14日、世界的な人気を誇るギタリストのマーティ・フリードマンが自身のXを更新し、こう呼びかけた。 「ルールを守れ!」批判殺到の“鳥居懸垂”【写真アリ】 《観光客の皆さんへ:日本へ来たら絶対にこういうことはしないでください。あなたたちの住んでいるところと日本が違って見えるのは理解できるし、楽しんでいるのもわかる。しかし、日本であなたの振る舞いが、あなたの国を代表する行為であることを忘れないでほしい》(原文は英語、編集部訳) この投稿に添えられているのは、若い外国人女性が神社の「鳥居」にぶら下がり、懸垂やダンスのような動きをしている動画だ。 この動画がSNSで拡散されており、物議をかもしているのだ。 「動画はチリ人女性のInstagramに投稿したもので、彼女は14万人のフォロワーを持つ人気のインスタグラマーのようです。プロフィールでは、元体操選手で現在はデジタルクリエイターとなっています。数日前から日本を訪れており、問題の動画は北海道室蘭市の神社で撮影されたものとみられます。ほかにも、神社の階段を逆立ちで降りる動画がありました。 この女性のInstagramには、コスタリカのマヤ遺跡など、世界各所でフィットネスのポーズをとる動画や写真などがアップされています」(週刊誌記者) Xでは 《日本の神聖なる場所でその文化を理解して敬意を払わずルールが守れないならくるな。こんなインバウンドはいらん》 《こういうの取り締まる法律作るべきだわ》 など怒りの声が渦巻いている。冒頭のマーティ・フリードマンのXにも 《チリ国民ですが、私も一度は日本に行きたいと長年夢みています。これは私たちの代表ではないですが、まったく恥ずべきことです。チリ人の名において本当に申し訳ない》 《これは神聖な門です。古くから崇拝されてきたことを理解すべきです》(ともに編集部訳) などのコメントが世界中から寄せられている事態に。 自分の動画が問題になっていることを知ったチリ人女性は、すでに動画を削除。さらに「私の行動を謝罪します。失礼なつもりはありませんでした」という文言とともに、謝罪動画をInstagramにアップした。 騒動がこれで収まるかはわからないが、気になるのは、お騒がせインスタグラマーに同行しているとみられる女性のInstagram。静岡県の「富士山世界遺産センター」や「富士山本宮浅間大社」などを巡る動画を14日にアップしているのだ。そこでアクロバティックなことはやっていないようだが、これ以上、問題行動を起こさないように願いたい。