「Makuake応援総額1000万円超えの怪物バッグ」洋服圧縮機能付きで仕事や旅が快適になるホリックのバックパック“One”/No.1モノ雑誌編集長のお墨付き『コレ買いです』Vol.79
2~3泊の衣類をギュッと凝縮できる!
「One」のオリジナリティを象徴するのが、バッグ正面に設けられた洋服圧縮スペースです。 旅行の荷物で最もスペースを取るのが衣類なんですよね。なるべく小さく折りたたんでも限界はあるし、コンプレッションバッグを用意して圧縮させるのも面倒だし……そんな悩みを解消してくれる機能が「One」にははじめから備わっているんです。 まずはコの字のファスナーをフルオープンして、衣類を収納。Tシャツなら17枚分、2~3泊分の衣類を収納できるスペースを備えています。 衣類を入れてファスナーを閉じたら、次に同スペースのマチ部分に配置されているファスナーを一周させ、マチ幅を狭めるだけ。ファスナーでマチ幅を拡張させる機能がありますけども、これはその反対に、マチ幅を圧縮させるというわけです。ファスナーを使ったこんな活用方法があるなんて、盲点でした。この操作を行えばスペースが約半分ほどに圧縮できますし、重心バランスも背中寄りになって背負い心地も向上するんです。なお同スペースには仕切り板が内蔵されており、ここを圧縮しても他の収納スペースに影響が及ばないようになっています。 旅行やワーケーションに重宝しますし、仕事帰りにジムに立ち寄るときにも重宝する機能だと思います。もちろん容量を拡張させる目的でも使えますから、旅先で買ったお土産なんかを入れるスペースとしても有効です。
用途別のスペース分割構造が使いやすい!
この洋服圧縮スペースをはじめ、用途別のスペース分割構造で構成されているのも「One」の特徴です。 トップには、半開式ファスナーで開閉する小物オーガナイザースペースを設置。バッグに対して1/3程度の深さ(高さ)なのでモノを取り出しやすく、ペンやカードケース、ケーブル類といった小物を整理して収納できます。カギが付くキーリングは着脱可能になっていたりと、細部までよくできていました。 その小物オーガナイザースペースの下、側面にあるコの字型ファスナーで開閉するのがメイン収納です。バッグに対して2/3ほどの高さに設けられたスペースで、洗面用具やカメラ、本など、かさばる荷物が入ります。 通気性とクッション性のいいメッシュ仕様のバックパネルには、キャリーバーのハンドルを通すためのストラップを備えるとともに、シークレットポケットも装備。「いつの間にかファスナーを開けられていた」という盗難被害を受けにくい場所なので、パスポートや現金といった貴重品入れとして活躍します。 またショルダーハーネスには、カードが1枚入るポケットを装備。そこにICカードやクレジットカードを入れておけば、いちいちバックを肩から下ろす必要がなくなります。 この他にも、最大16インチまで入る独立したPCスペースや、ファスナーを閉めると外から見えずにスッキリするボトルスペース、折りたたみ傘やカメラの三脚などを挟んでおけるボトムバンドといった収納機能を装備。いずれも旅を熟知した開発者ならではの発想で、必要な荷物を小気味よく整理できました。 また、前面の生地は圧倒的な強度を持つコーデュラ®ナイロンで、多少ラフに扱ってOKなのも心強い点。しかも表面がシリコンコーティングされているので撥水性が長期間保たれますし、サラッとした手触りも心地よかったです。
【総評】思い切った収納構造でかなり使いやすかった!
まさに“旅”視点で開発されたバックパックで、機能的で思い切った収納構造がすごく魅力的に感じました。開発陣が何度も旅先で検証し、課題をクリアしていったというストーリーが伝わってきます。製品化を果たした後もユーザーからの声を聞き、年々仕様をアップデートさせていっているのも好印象です。 特に宿泊を含む移動が多い人は、ぜひ一度試していただきたい画期的なバックパックです。 構成/横山博之 撮影/村本祥一(BYTHEWAY) スタイリング/小林知典
MonoMaxWeb編集部