小池知事定例会見4月7日(全文1)ニューヨーク・タイムズに東京PR広告を掲載
情報公開条例の改正に向けた準備について
それから、次でございますけれども、情報公開条例の改正に向けた準備をしているところでございますが、東京都公文書の管理に関する条例の制定、そして東京都情報公開条例などの改正ということで、パブコメのお知らせでございます。東京大改革と一丁目一番地は情報公開だということは何度も申し上げてまいりました。都政の透明化のために、事案の決定に至る過程を記録して、それから廃棄の手続きをより厳しくするということで、東京都公文書の管理に関する条例、こちらを第2回定例会のほうに提出する準備を進めております。ということで、その行政の手続きも踏まえて、このパブコメを皆さんに呼び掛けるというものでございます。 公文書の閲覧の手数料でございますが、こちらについては無料化いたします。これまで100円だったのかな。それから写し、コピーですけれども、この交付については1枚これまで20円だったのを半分の10円ということにいたしまして、東京都情報公開条例など、改正についてもこの同時期に提案をする予定としております。これらの条例の案につきまして、皆さま方からパブリックコメントを実施するということでございます。詳しくは生活文化局のほうにお問い合わせいただき、また都のホームページなどをご覧いただきたいと思います。
SNSのトラブル防止のためのアプリとウェブサイト作成について
すいません、まだあります。あと2本ありまして、今日も首都大学、入学式、参りました。あちこちで入学式、ちょうど桜が満開でね、新しい学校に入る方々って本当に心も新たにして、希望に膨らんでいると思います。そういう中で、新学期のスタートでわくわくさせながら、胸をわくわくさせながら登校した子供たちもいる一方で、いじめそしてSNSのトラブルについてもちゃんと子供たちに伝えるべきものは伝えておかなければということで、スマートフォン用の3つのアプリとウェブサイトを作っておりますので、これについてお知らせをしておくということでございます。 新しいお友達がいっぱいできるというのは喜ばしいことでありますけれども、一方でいじめやネットを介したこのトラブルが発生しやすい時期でもあるということでございます。いじめ、それからネットトラブルに遭っても誰にも相談しない子供、どうしたらいいのか分からないと。この時期にご家庭でもまた、いじめのことやSNSの利用ルールについて話し合う機会がある家庭とそうでない家庭、いろいろあると思います。 ということで、そのきっかけづくりとして都の教育委員会がいじめそしてSNSのトラブルについての漫画を通しまして考えることができるアプリ、こころストーリー、それから家庭で決めたルールを登録して、時々通知が来るようになる、そういったSNSルールリマインダーというこの真ん中ですね。それから、悩んだときにすぐ相談機関に、ここですよと電話ができるアプリ、これはこころ空模様チェック、いろんな名前が付いておりますけれど、こういったアプリを開発いたしまして、そして悩めるお子さんが、どうしようかどうしようかと悩まずに相談できるところ、こういったときにはこのようにすればいいんだといういろんなアイデア、ヒントがもらえるように。もちろん、このことは保護者の皆さんと一緒に活用していただきたいと思っております。ということで、こちらのほうは教育庁が担当をいたしておりますので、皆さんも一度アプリをご活用いただきたいと思います。