小池知事定例会見4月7日(全文1)ニューヨーク・タイムズに東京PR広告を掲載
それから次にも、これもアプリではないんですが、むしろもっとアナログではありますけれども、東京を訪れる外国人の方がどんどん増えておりますが、その中で安心して速やかに、病気にかかったときなどに医療機関に言語の問題を越えて受信できるように、多言語ガイドブック、こちらですけれども作成いたしましたのでお知らせをしておきます。 例えば発熱とか、それから咳などの感染症を疑うような症状が出たときは、すぐに医療機関を受診するということが早期の回復、それから感染症の拡大防止に重要なわけでありますが、しかし外国人の方々は言葉、それから受診の仕方の違いなどから速やかな受診は難しいという場合が多うございます。そこで、ここにすぐに使える、すぐに分かる、そしてすぐに役立つをコンセプトといたしまして、この3つの特長を盛り込んだガイドブックを作成したところでございます。 例えばここに、熱があるとか、おなかが痛いとか、これを外国の方が自分の言語のところで、同じようにこれ、中国語、韓国語、ハングルからそれからタイ語など書いてありますので、自分のページのところでここが痛いということをチェックしますと、その日本の先生は、日本のお医者さんは、日本語のところを見れば、ああ、ここなんだねということで、痛いところとか何がどうなって、しくしくするとか、そういったことが分かるというような仕掛けとなっています。英語、中国語、外国語など、5つの言語に対応したものでございます。 2点目は医療機関の探し方や受診の仕方を分かりやすく案内もしております。それから、3点目に症状などを指で示して伝えることができるポイントシート、先ほどご紹介した部分であります。ということで、このガイドブックは都庁、それから羽田空港、それから都内の東京観光情報センター、それから宿泊先ですね。ホテルなど、都内の全てのホテル、全旅館などにも配布をすることといたしております。また、都のホームページでも今日からダウンロードすることができるようになりますので、一度、記者の皆さんもどんなものかちょっと試していただいて、またここをこうすればいいというようなご意見などございましたら、どうぞまたお寄せいただければと思います。 ちょうど年度が変わりましたので、色々とこちらから報告することが多くて恐縮ですが、取りあえず私のほうからいくつかご報告させていただきました。 【連載】小池知事定例会見2017年4月7日 全文2へ続く