小池知事定例会見4月7日(全文1)ニューヨーク・タイムズに東京PR広告を掲載
4月に被災地、熊本県を訪問
次に熊本県。4月ですが被災地、熊本県を訪問いたします。4月の26日を予定いたしております。で、今月の14日で熊本地震の発生からちょうど1年となるわけであります。あらためて被災地の皆さま方に、本当に心からの声をお掛けしたいと思っておりますけれども、実際に被災地の実情を確認してまいりたいということと、復興に取り組む地元の皆さんにエールを送っていきたいと思っております。県内を視察しまして蒲島知事とも会談をする予定でございます。 視察先ですけれども、地震の被害が大きかった、例えば西原村、それから益城町、そして熊本市を訪問する予定といたしております。それから併せて県庁内でフラッグツアーを行います。このフラッグツアーのイベントにおきましては、ご承知のようにオリンピック旗、パラリンピック旗を翻す、旗振りをするわけでありますけれども、それによって熊本の皆さんに元気をお届けしたいと思っております。 で、私も発災後、熊本県には液体ミルクを届けまして、子供さんたちに、ちょうど水が出ない地域に、それをお持ちしたんですけれども、大変喜んでいただきまして、またそのお子さんと、また再会をするというようなことも考えているところでございます。時間が許す限り、しっかりと現場を見て話も伺ってまいりたいし、オリンピック・パラリンピック旗で皆さんに元気を届けたいというふうに思います。
海外向け東京の観光アピールのためのアイコンデザインについて
それから3番目のテーマでございますが観光関係になります。これは東京の魅力を海外に向けてアピールするための新たなアイコン、そしてキャッチフレーズの候補案を作成するところまで至りましたので、そのお知らせでございます。昨年来、東京ブランドのあり方検討会ということで、その場で議論を踏まえてまいりました。そしてこの1月からは新しいアイコンなどをつくるための取り組みを進めてまいりまして、今回3つ、候補案を公表できる段階となりました。いろいろとどこかのロゴに似てるじゃないかとか、そういったことをもうすでにクリアしたものでございます。皆さんのほうがよくご存じね。 で、候補案ですけども、まずこの3案がございます。〓Tokyo Tokyo 00:08:13〓ということで、Old meets New、温故知新みたいな話ですね。それから日本語そのものでSUTEKI!TOKYO、それから3つ目がTOKYO YOURSというこの3案が出されておりまして、これについてそれぞれ皆さんからご意見を頂戴するということでございます。 1つ目のこのTokyo Tokyoでございますけども、筆で書いたTokyoとゴシック体のこのTokyoを組み合わせまして、それで江戸から続く伝統と最先端の文化が共存するという意味で上にOld meets Newとこのように振ってあります。で、この筆文字のTokyoの右下に赤い〓ぽっち 00:09:05〓があるんですけども、これがいわゆる書道の際に押される落款でございまして、この赤い印鑑をデザインとして付けたものであります。先ほどの渋谷のスクランブル交差点ですね、これを象徴的に落款のような形にして、これでワンセットということであります。使い方とすればあのような表示、それから新しきと古きと、両方出会うところという意味でTokyo Tokyo Old meets Newという形になります。 2つ目、SUTEKI!TOKYOでありますけども、これも古い、江戸柄の小紋からできております。で、「すてき」という言葉自体も江戸からの言葉だということでありまして、「かわいい」とか「もったいない」とか日本語でそのまま通用するところもありますけれども、これを多用することによって世界でも、「すてき」という言葉を広めていくというのも1つ、考え方かと思います。で、この模様ですけれども、伝統的な模様でありまして、七宝つなぎをモチーフにしているということであります。 3つ目がTOKYO YOURSと、あなたの東京という感じなのでしょうか。あなたの興味や関心にふさわしいものを見つけられますよ、東京ではという意味でございます。このようににっこり笑った感じで笑顔になる様子を表現して、東京として旅行者、心から歓迎をするという気持ちも表現しております。ということで3種類ございまして、これらの3つの中から皆さん、ご意見をいただければということでございます。 基本的にこれは海外に向けたものでありまして、& TOKYO、ご存じの& TOKYOは国内で現在使っているということで、こちらのほうも国内的には使うということでございます。& TOKYOという言葉は外国人に知らせるにはよく内容が分からないということなどもいわれておりましたので、よって海外への発信をするときにはやはり海外の目を重視したものがいいだろうということで今回この、これまでいろんな角度から検討していただいたものがこの3案に集約されたということでございます。