大阪府コロナ会議後、吉村知事の囲み取材(全文2)重症者の増加ペースが速い
大阪府の吉村洋文知事は24日夕、新型コロナウイルス対策本部会議後に囲み取材に応じた。 【動画】大阪市北・中央区に「時短要請」決定 大阪府がコロナ対策会議(2020年11月24日) ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪市北・中央区に「時短要請」決定 大阪府がコロナ対策会議(2020年11月24日)」に対応しております。 ◇ ◇
分母を215床にしている理由は
朝日新聞:赤信号がつくような状況になっていれば、206床であっても215床であってもすぐ埋まってしまうことは変わりないから、療養者数、入院患者数のシミュレーションの分母は215床で置いているっていうのはそういう理由なんでしょうか。ちょっとごめんなさい、細かい話で申し訳ないんですけども。 吉村:シミュレーションについてはどのぐらい、結局1.2倍とか1.5倍とか、今のままとかというのは、あくまでももう参考です。どのように上がっていくかっていうのは誰も、これはなかなか予測はできない。皆さんには少しでもこの感染症対策というのをお願いしたいという考え方です。あくまでも整理として、資料の整理としてそういう想定をしているということです。 朝日新聞:ありがとうございます。 吉村:あのシミュレーションは、あくまでシミュレーションなので、シミュレーションで215。215まで確保しようという目標は持っていますので、それをベースに今、シミュレーションを作っていますが、現実にはもう206床を今、実質確保して、「大阪モデル」の赤信号も分母は206です。215まで確保できれば、これは分母も増えていきますけども、まずは今、確保の約束というか、それができている206を分母にして進めている。 それでもやっぱり実運用数というのは日々増やしていかないとなかなかいけないし、日々増やすにしても、医療体制というのは非常にしんどい状況、最前線のお医者さん・看護師さんは本当に逼迫した状況でやっているということですから、少しでもそこの医療逼迫状況を抑えていくということをやっていきたいと思っています。