「お~いお茶」「ウィルキンソン」…発がん性物質PFASへの対応を「お茶・炭酸水」主要ブランド「178本」に尋ねてみた
各飲料メーカーに調査を実施
本誌(「週刊新潮」)は今夏、全国のPFAS高濃度検出エリアや、ミネラルウォーターに含まれるPFASの実態を特集。自衛策も紹介してきたが、いまだ取り上げていなかったのが、冒頭で触れた「茶系飲料」や「炭酸飲料」におけるPFASの実態だ。 今回、これら飲料の中でも売れ筋とされる商品178本を製造販売する各飲料メーカーに対して、質問状を送付した。質問内容は以下の三つである。 ・製品の原料である水に対してPFAS含有検査をしているか ・具体的な検査結果(検出された物質、数値、検査日、検査頻度、採水地) ・回答を裏付けるための検査証の提示 これらの回答をもとに、「三ツ星チェック」一覧表を作成。安心安全への信頼度が高い順に「☆」は黒く塗られ、星の数が増えていく仕組みで、各飲料の評価についてまとめている。 「各社の回答を見ると、情報公開に対して消極的と言わざるを得ないですね」 PFAS研究の第一人者で、京都大学大学院医学研究科の原田浩二准教授がそう嘆く、驚きの調査結果は、有料版の記事【発がん性物質「PFAS」 お茶・炭酸水系ペット飲料178本徹底調査 「三ツ星チェック」で分かった信頼できる製品「実名リスト」】で詳報している。 デイリー新潮編集部
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