小池都知事が記者会見7月17日(全文3完)第2波と決めるのはまだ早い
宿泊療養施設は今後どれぐらい確保したいのか
テレビ東京:テレビ東京の吉田です。よろしくお願いします。現在レベル2、2700床を目指されていますけれども、この確保状況を教えていただきたいのと、ホテルについては今週、来週で2つ増やされるということですが、今後さらにどれぐらい確保されたいか教えてください。 小池:あとのほうの宿泊療養のほうでありますけれども、今週すでに池袋で、そしてまた2軒目につきましては来週お店開きというか、開設をいたします。そしてまたその次ということですが、これらについては複数当たっているところでございます。できるだけ早く確保して、そして宿泊療養という軽症の方、無症状の方を確保することが先ほどのご質問でありますレベル2、2700床でありますけれども、こちらのほうをより有効な活用につながっていくと。ですからある意味セットで考えなければならないと思っています。最新の数字で、私、今は手にないですけれども、2700床を目指して医療機関にそれぞれお願いをしているというところであります。では最後になります。
第2波と捉えているのか
テレビ朝日:テレビ朝日の鈴木です。お願いします。2点お伺いします。1つがこの感染者がずっと増えている状況について、知事ご自身は第2波と捉えているかどうかというお考えをお聞きしたいのが1つ目です。もう1点が検査数が確実に伸びている一方で、専門家の方々の中にはそれだけではないというふうに指摘も上がっているかと思います。この感染者数が増えている理由についてお考えをお聞かせください。 小池:第2波かどうかっていうのは、やはりここは専門家の皆さま方の分析が必要かと思いますが、きのうも大曲先生がおっしゃっていましたけれども、これが第2波だということを決めるのはまだ早いのではないだろうかと。ただ、こちらはもう感染症の現場におられる方としてのご意見です。 それから医療関係で救急などのベッドの手配などの現場を担当しておられる先生は、やはり最近のこの年齢であるとか地域の広がりっていうのは気になるということで、そこはある意味より警戒を強めるべきだという、そのようなご意見をいただいております。これは指数関数的に伸びるというのが感染症でございますので、そういう意味では私はこのところの非常に大きな流れですけども、陽性者の増加については本当に警戒をしていきたいし、その思いをどうやって都民の皆さんにお伝えをしていくのか、事業者の皆さんと共有していくのかっていうは、そのたびにこうやってフリップ出させていただきますけれども、また出しているわというふうになったときは非常に怖いなと。