レアル・マドリー、ベリンガム今季初得点&ヴィニシウスのハットでオサスナを4-0撃破!ただし負傷者続出でミリトンは重傷の恐れも
ヴィニシウス、やはり怪物!
迎えた後半、マドリーはヴィニシウスがその怪物ぶりを改めて見せつけた。マドリーの7番がこの日2点目を決めたのは、61分のこと。オサスナのセットプレーの直後、GKルニンのフィードに反応してDFラインを突破すると、ワンタッチでアレソをかわしてペナルティーエリア内に入り込み、まるで元祖ロナウドのようにボールが足に吸い付くドリブルでGKエレーラもかわして無人のゴールにボールを流し込んだ。 ヴィニシウスはさらに69分にもゴール。ハイプレスからブラヒムが相手ペナルティーエリア内でボールを奪うと、中央でパスを受けて冷静沈着なシュートを決め切った。ヴィニシウスはCLドルトムント戦に続く、今季2回目のハットトリックとなる。 アンチェロッティ監督は75分に最後の交代枠を使い、ベリンガム&ヴィニシウスを下げてギュレル&エンドリッキを投入。ベリンガム、そしてヴィニシウスは大喝采を浴びながらピッチを退いている。マドリーは終盤、オサスナの反撃を跳ね返しながら速攻から追加点を狙い、4点リードのまま試合終了のホイッスルを迎えた。ラ・リーガ2試合ぶり、公式戦3試合ぶりの勝利のマドリーは、1試合未消化の状況で首位バルセロナに暫定で勝ち点9差をつけている。 なお、この試合で気になるのはエンバペの様子だ。ヴィニシウスの大活躍の陰に隠れていたフランス代表FWは、ヴィニのハット後に「キリアン・エンバペ!」と奮起を促されたものの、焦りからか個人プレーに走り続けて、最後には少数ながらブーイングも浴びせられていた。