来場者11万人突破、国内最大級の先端技術の総合展が閉幕
15日から4日間の会期で18日に閉幕したデジタルイノベーションの総合展「CEATEC2024」の合計登録来場者数が、11万2014人を記録した。前年から25.8%増と大きく伸び、主催した電子情報技術産業協会(JEITA)の当初目標である「10万人」も上回った。 【関連写真】18日午後には日本自動車工業会が会場内で会見。トヨタ自動車の佐藤社長ら幹部が出席した 第25回の記念開催となった今年のCEATECは、千葉市美浜区の幕張メッセで開催され、昨年を100社以上上回る808社/団体が幅広い業界から出展した。うち新規出展者数は340社/団体で、出展者総数に占める比率は42%に達した。日本自動車工業会(JAMA)主催の「JAPAN MOBIⅬITY SHOW BIZWEEK2024」との初併催でも話題を呼んだ。 会場では、25周年特別企画「AI for All(AI・フォー・オール)」をはじめ、AI(人工知能)関連の展示がめじろ押しとなり、AI時代のCEATECを印象付けた。開催初日の15日夜には東京都内のホテルでオープニングセレモニーを実施し、来賓として平将明デジタル大臣らが出席したほか、石破茂首相もビデオメッセージで祝辞を述べた。 最終日の18日午後には、JAMAの片山正則会長(いすゞ自動車会長)やトヨタ自動車の佐藤恒治社長、日産自動車の内田誠社長が会場に姿を見せ、報道陣の取材に対し、CEATECとの共催の意義などを改めて語った。 公式Webサイトでは、コンファレンスのオンライン限定セッションが10月31日まで聴講可能。次回は来年10月14日から17日に開催を予定している。
電波新聞社 報道本部