【有馬記念馬体診断】スタニングローズ
「有馬記念・G1」(22日、中山) 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をS~C評価しました。週末の予想にお役立てください。 【馬体診断】年末の大一番を制すのはどの馬か?有馬記念の有力馬をチェック 【スタニングローズ B】 3カ月半ぶりのエリザベス女王杯(1着)を叩いて出走してきた。腹回りに余裕があった前走時は、あばらが見えにくかった。今回も見えないが、多少緩いという印象で馬体は太くはない。首筋に多少長めの毛(冬毛)が見えているが、腹回りと尻に銭形斑点が見えている。これは好調時の証しであり、ひと叩きされた効果だろう。浅胸筋が盛り上がっており、上腕部やトモの筋肉も柔らかそう。体長からは中距離がベストの条件で、芝2500メートルは若干距離が長いかもしれない。(馬サブロー栗東・竹原伸介) 〈1週前追い切り診断〉栗東坂路で4F53秒2-38秒6-11秒9(仕掛け)をマーク。テンからしっかりと折り合い、ラストは目立つ伸び脚を披露した。馬体の張りが目立ち、出来は充実している。