食事は「ジムでプロテイン」 日本ハム時代のコンディショニング担当が明かす大谷翔平の一面
食事でも妥協はなかった。「無駄な栄養があったら、トレーニングの意味がなくなる。彼にとっては、本塁打を打てたり、チームが勝利したりした方がうれしいので、おいしいものを食べる喜びは、あまり意味がないという感覚だった」。日本ハム時代、長い時間をともに過ごしたが、プライベートで食事に行くことはほとんどなかった。白水さんは「ジムで一緒にプロテインを飲んだぐらい」と笑った。(神田さやか)
しろず・なおき 1979年2月5日生まれ。札幌市出身。駒大岩見沢高、駒大で硬式野球部に所属。筑波大大学院を修了。2004~10、14~17年の11年間、日本ハムでコンディショニング担当を務めた。19~20年は巨人のトレーニングコーチ。22年に都内にパーソナルジムトレーニングジム「PROGRESS Sports Performance Lab.」を設立し、トレーニング指導を行っている。