ヤクルト・小川泰弘、ルーキーにまさかの“逆弟子入り”…ドラ1・中村優斗から160キロ剛球極意「聞いてみたい」
ヤクルト・小川泰弘投手(34)が3日、ドラフト1位の160キロ右腕・中村優斗投手(21)=愛知工大=に“逆弟子入り”する考えを明かした。2月の1軍キャンプスタートが内定している即戦力ルーキーに対し「年齢も違いますし、やることは違うのは当たり前なんですけど、トレーニングとか投げる感覚とかを聞いてみたい」と、剛球を生み出す秘けつに迫るつもりだ。 中村優は昨年3月“飛び級”で侍ジャパンに招集された金の卵。それでも13年目のベテランが新人に対して聞き込みを行うのは異例で飽くなき向上心が垣間見える。 この日は毎年恒例の母校・創価大で後輩の巨人・門脇らとノックなどで汗を流して原点回帰。昨季は右肘の故障の影響で2勝止まりだったライアンは「年間通してフルで回りたい」と熱っぽく語った。目指すは2年ぶりの規定投球回。なりふり構わず貪欲な姿勢で公約達成に挑む。(長井 毅)
報知新聞社