自粛の2カ月「やっぱり大きい」 明石商の狭間監督、中森に見たコロナ禍 交流試合
2020年甲子園高校野球交流試合は第5日の16日は3試合。第1試合は、明石商(兵庫)が3-2で桐生第一(群馬)を降した。明石商の狭間善徳監督は試合後、先発の中森俊介投手のスタミナが低下していたことに触れ「やっぱり(練習自粛の)2カ月は大きい」と新型コロナウイルスが与えた影響を振り返った。狭間監督の談話は以下の通り。 【明石商中森vs桐生第一打線】「特別な夏」の熱闘を写真特集で ◇「それでも経験値で試合を作ってくれた」 先発の中森(俊介投手)はもうちょっと投げてくれると思ったが、終盤バテて、肘が下がり球がシュート回転するようになった。やっぱり(練習自粛の)2カ月は大きい。それでも経験値で試合を作ってくれた。 送りバントはできたが、(六回は)セーフティースクイズができなかった。実戦が少ない分、ああいう展開になる。あの後、井上(隼斗選手)がよく(2点適時打を)打ってくれた。点差が広がったら20人全部使うつもりだった。できるとは思っていなかったけど……。(ベンチで)笑顔だけでいこうと思ったが、できなかった。 チームを来田(涼斗主将)がまとめ、中森が引っ張ってくれた。いいチームだった。 ◇最終日もライブ中継 ニュースサイト「毎日新聞」(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/)と「Yahoo!JAPAN」が運営する「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/)で展開する「センバツLIVE!」では、センバツ交流試合の全16試合をライブ中継します。センバツLIVE!は、パソコンやスマートフォンで、いつでもどこでも無料でお楽しみいただけます。勝負の裏側に迫った最新のニュースや写真特集など、試合の情報が盛りだくさんです。センバツ交流試合にどうぞご注目ください。