東京観光財団、訪日客向け街歩きツアー、専門ガイドが浮世絵見ながら歴史解説など、体験価値を向上
東京観光財団(TCVB)は2024年10月31日、東京を訪れる外国人旅行者に向けたガイド付き街歩きツアー「Tokyo Time Travel」を発売した。11月20日以降、順次催行する。法政大学 江戸東京研究センターが監修し、浮世絵を見ながら現代への変遷の歴史を専門ガイドが説明して歩くなど、東京をより深く知ってもらえるよう工夫を凝らした。同ツアーの実施を通じ、東京の体験価値向上とファン作りを推進する。 ツアーは、銀座&築地、皇居&江戸城、上野&浅草、上野&谷中、渋谷の5コース。たとえば、皇居&江戸コースは帝国ホテル東京を出発し、江戸城を中心に水路によって区切られていた江戸の街それぞれの役割、名残を感じるとともに、東京と世界のほかの主要都市との違いを学ぶコースだ。 ツアーは通訳案内士が同行し、すべて英語で実施。所要時間は3~4時間で、定員は最大10名、1人あたり60ドルで募集する。TCVBは今後もツアー設定エリアを増やしていく予定だ。
トラベルボイス編集部