柴山昌彦文科相が就任会見(全文)教育勅語の現代風アレンジは検討に値する
文科行政の不祥事はどこに問題があるのか
朝日新聞:朝日新聞の【*ツタケ00:36:25】と申します。大臣は弁護士として組織ガバナンスについて【**カ***00:36:32】ですけれども、文科行政さっきも出た不祥事についてですけれども、遠くから見ていてどの辺に問題があるんじゃないかとお感じになっていらっしゃいますか。 柴山:はい。やはりこれは文部科学行政、天下りの問題についてもいろいろ指摘をされていたところなんですけれども、やはり現場とそれを監督する省庁というこの2つの中で、ステージにおいて、やはり冒頭申し上げたような服務規律についての意識が不十分な側面があったのではないか。いろいろとこれまで、例えば大学、私は法科大学院についていろいろと議論をさせていただいていましたけれども、そういった議論をする中でも、課題があるんじゃないかというようなことを感じておりました。 そういう意味からしても、やはりそういった意識のあり方をあらためる、服務規律を徹底する。そして、それをただ意識改革してよっていうだけじゃなくて、それを担保するための今、口にされたガバナンスですね。それは民間の企業においても不祥事が発生するたびにさまざまな取り組みを行ってきてるわけで。そういった取り組みの中で得られた知見ですとか、あるいは今、文部科学省の中で立ち上がったタスクフォースなどもしっかりと機能させながら、私も繰り返しになりますけれども、職員の皆さんとしっかりと意見を戦わせるというか、共に知恵を絞って改革を進めていく必要があるのかなというふうに思います。文部科学省のやはり、これまでそうしてきた長年のあり方ということについて、私が少しでも改善に貢献できたと【言えればと思います 00:38:57】。 TBS:では以上で会見終わらせていただきます。ありがとうございました。 柴山:どうもありがとうございました。 (完)【書き起こし】柴山昌彦文科相が就任会見