柴山昌彦文科相が就任会見(全文)教育勅語の現代風アレンジは検討に値する
医学部入試に対する受け止めを
テレビ朝日:テレビ朝日の【ナガノ 00:32:08】と申しますが、東京医科大学の医学部の不正入試とかそういった問題も起きていて、今、【*******デタ00:32:17】と思うんですけども、あらためて医学部の入試について受け止めというか、どういった【**テデ**** 00:32:32】。 柴山:東京医大において、特定の受験者の試験結果や受験者の性別・年齢に応じた試験結果への加点、こういったことが行われていたというのは、やはり大変遺憾なことだというふうに思っております。ご案内のとおり、文部科学省としては、各大学に対する入学者選抜についての緊急調査を実施をしておりまして、9月4日に公表はさせていただいておりますけれども、また引き続き、これを踏まえて追加の対応が必要かどうかということも今検討させていただいているところです。 テレビ朝日:【一部 00:33:28】、医学全体の話だというところもあって、例えばこの文科行政だけに限らず、厚労であったりとかそういった省庁をまたいで議論すべきではないかというよう声もあると思うんですけども、この点はいかがでしょうか。 柴山:まさしくご指摘のとおりで、今回こういった選抜における不正があったかどうかということを徹底的に調べるということももちろん大切なんですけれども、再発防止策を検討するに当たっては、まさしく特に女性医師の働き方等の検討もしなくてはいけないわけで。そうなりますと厚労省の医政局などとも連携をして、制度改善に向けた議論をしていかなければいけないというふうに思います。省庁の垣根を越えてしっかりとした検討を進めてまいりたいというように思っております。どうぞ。
文科省は議事会議事録やら建築図面を黒塗りで開示、どう思う?
インディペンデント・ウェブ・ジャーナル:IWJ、八重樫です。加計学園で問題になっているバイオセーフティーレベル3のような施設は市民から危惧があるのですが、安全性を確認したいのは当然だと思うのですが、今までの情報公開基準であれば部分不開示はあったかもしれません。だけど、文科省はいまだに議事会議事録やら建築図面を黒塗りで開示しているのですが、そのことについてどう思われますか。 柴山:加計学園の獣医学部の新設について、国家戦略特区を所管する内閣府を中心にそのプロセスを段階的に進めてまいりました。大学設置・学校法人審議会において、学問的、専門的な観点から設置が行われ、設置の認可に至ったということはこれまでも説明をさせていただいております。 国会での審議等において、さまざまな関連の文書、あるいは証言、問題、こういったものが出てきた場合には、その都度事実関係の確認、また必要な範囲における作業を行ってきたというふうに私は認識をしているところなんですけれども、引き続きそういったしっかりとしたスタンスで、質の高い教育が行われる努力ということを行っていかなければいけないと考えております。 司会:ではあと1問、お願いします。