道路横断中の歩行者はねられる事故相次ぐ「薄暮の時間帯」に 専門学校生の19歳女性と88歳男性が重傷
長野県内で23日、道路を横断中の歩行者が車にはねられる事故が相次ぎました。箕輪町では専門学校生の19歳女性が骨盤を折る重傷、富士見町では88歳の男性が左腕の骨を折る重傷です。いずれも午後5時ごろの「薄暮の時間帯」でした。 23日午後5時ごろ、箕輪町の国道153号線で横断歩道を歩いて渡っていた19歳の専門学校生の女性が、77歳女性の運転する軽乗用車にはねられました。 この事故で19歳の専門学校生が病院に搬送され、骨盤を折る重傷です。 また、23日午後5時半ごろ、富士見町の町道を渡っていた近くに住む88歳の男性が、56歳の男性が運転する乗用車にはねられました。88歳の男性は左腕の骨を折るなどの重傷です。 いずれも日没前後1時間以内のいわゆる「薄暮の時間帯」です。 警察によりますとこの時間帯は薄暗く、車から歩行者が、歩行者から車が見づらく事故が多い傾向にあります。 警察はドライバーには早めのライトの点灯、歩行者には反射材などを着けることなどを呼びかけています。
長野放送