閉店するパルコ「ラストクリスマス」 最後の聖夜へツリー点灯「寂しいけど、特別な日になりそう」
長野県松本市中央1の松本パルコは23日夜、伊勢町通り側の店先に飾ったクリスマスツリーの点灯を始めた。市街地を彩る冬の風物詩だが、来年2月末で閉店するため今年で最後。約6千個の発光ダイオード(LED)と鮮やかな飾りがきらびやかに映り、道行く人を魅了した。 【写真】来年2月に閉店が決まっている松本パルコ
ツリーは県産のモミの木で高さ約6メートル。午後6時、カウントダウンに合わせて点灯した。訪れた人たちは歓声を上げ、記念写真を撮って一足早くクリスマスの雰囲気に浸った。12月25日までともす。 点灯後は、松本地域の小中高校生らでつくる「SK松本ジュニア合唱団」が「サンタが街にやってくる」などクリスマスソングを披露した。買い物で訪れた市内の会社員三宅梨恵さん(32)は「閉店は寂しいけれど、すごくきれい。特別なクリスマスになりそう」と話していた。