屋根に「太陽光パネル」ってコスパ良いのでしょうか? 最近電車に乗っていると、よく屋根に設置されているのを見かけます。「余剰電力」を売って元を取ることも可能ですか?
太陽光パネル設置の注意点
電気料金が上がっていることもあり、太陽光パネル設置の注目度は上がっています。太陽光パネルの設置をしようと決めたとき、どのような注意点があるのでしょうか。 ■自宅の強度は問題ないか 新築住宅にパネルを取り付ける場合、パネルの重みも計算したうえで強度計算をします。ですが、すでに建っている住宅に取り付ける際は、屋根の強度に影響がないかを確認する必要があります。取り付け業者はもちろんですが、自宅を建築した際のハウスメーカーなどに問い合わせましょう。 ■屋根の向きはどうか 太陽光パネルを設置する屋根がどの方角に向いているかによって発電量が変わります。屋根の向きによってはメーカー非推奨であったり、パネルから反射した光による近隣住民からの光害被害の報告を受けたりする可能性もあります。設置業者と入念に打ち合わせしましょう。 ■設置業者は信頼できるか 太陽光パネルや蓄電池を設置する際、時期によっては自治体からの補助金を得られることもあります。そのときの条件の一つに「自治体が認めた業者かどうか」で判断されることがあります。また業者によって設置費用にばらつきがありますので、必ず相見積もりをとりましょう。
まとめ
電気料金が上がっている昨今、太陽光パネルの設置に注目が集まっています。余剰電力の売却で設置費用の元を取るのは現実的ではありませんが、節約できる電気代などを考えれば、経済効果は高いといえるでしょう。 ただし、太陽光パネルを自宅に設置するには、住宅の強度や設置予定箇所の方角なども考慮する必要があります。ハウスメーカーや太陽光パネル設置業者と綿密に打ち合わせし、トラブルのないように注意しましょう。 出典 資源エネルギー庁 買取価格・期間等 執筆者:宇野源一 AFP
ファイナンシャルフィールド編集部