ワタナベエンターテインメント「SNS利用に関するお願い」呼びかける
NG行為は? デジタル時代に注意すべきこと
NG行為については「アーティストやスタッフの公式アカウントが投稿した画像や動画を保存してリポストやリツイートなどの機能を使用せず無断転載」「サイト内の画像や動画、会員限定コンテンツをスクリーンショットなどで保存して自身のSNSに投稿」「アーティスト写真・アーティスト名・ロゴ・キャラクターなどの著作物を利用してグッズを作成」「YouTubeなどで公開されたMVや動画をスクリーンショットや録画をしてSNSに投稿」「テレビ番組やDVDなどの映像作品、新聞・雑誌・写真集などの中面の写真を撮影して、SNSや動画投稿サイトに掲載」「ライブやイベントの模様を盗撮・盗聴して、自分のSNSに投稿したり映像を売買する行為」「配信ライブやオンラインイベントの映像を録画して自分のSNSに投稿」「アーティストを許可なく撮影して、その写真をSNSに投稿」「違法アプリで音楽を入手して視聴」「CDを複製して販売したり、楽曲をカバーして販売する行為」「個人サイトやアーティスト応援サイトおよびSNSなどで、アーティスト写真や歌詞・楽曲を掲載」「メールマガジンの無断転載」などをあげて注意を促している。 「ネット時代=デジタル時代。画像は専門家でなくても簡単にコピーしたり加工したりできる世の中です。悪用されるリスクが常にあります。そんな中で芸能事務所はタレントの権利を守るためにも以前よりはるかに注意をはらわなければならないのでしょう。細部について議論が生じる余地もあるでしょうが精査していってより理想的なルールを作りたいという動きだと思います」と話すのはIT系情報メディアの40代女性編集者だ。 SNS全盛時代になり誹謗中傷をはじめ画像使用などについてもさまざまな問題が発生しているのは事実。アーティスト、ファン双方にとってより良い形へと磨かれていくと良いのだが。 (文・志和浩司)