林遣都と大島優子が結婚へ 互いにコメント発表
林遣都(30)と大島優子(32)が結婚することがわかった。29日、双方の所属事務所を通じ連名で報告するとともに互いの公式サイトでもそれぞれコメントを発表した。
ともに公式サイトでコメント発表
林は自身の公式サイトで「いつも応援してくださる皆様へ」と題し結婚する運びとなったことを報告。「15歳で俳優というお仕事に出会い、気付けば人生の半分を俳優として過ごしてきました。デビュー当時から応援してくださっている方々、何かの作品をきっかけに僕を知り興味を持ってくださった方々、いつも皆様の存在が支えとなり、届けてくださる温かい言葉を糧に、一歩一歩歩んでくることができました。本当に感謝しています」と自身のキャリアを振り返りつつファンをはじめ周囲への感謝の気持ちを表明。「今後はより一層責任と覚悟を持ち、何事にも真摯に向き合い日々精進して参ります。どうか温かく見守っていただけたら幸いです。世の中大変な状況は続きますが、皆様が安心して暮らせる日が訪れることを心から願っております」と、現在多くの人々がコロナ禍という状況下に置かれていることへの配慮も述べた。 そして大島も自身の公式サイトで「いつも応援してくださる皆様へ」と題し林と結婚する運びとなったと報告。「この仕事を始めてから25年、多くの方に支えていただき、皆様の声を励みに、人生の大半を仕事と過ごしてきました。今日この日までも、温かく見守ってくださっていること、心から感謝しています。ありがとうございます」との感謝の挨拶に続けて「応援の声や姿は、今でも鮮明に思い出し、身体に沁みついているようで、このような報告ができることを嬉しく思うと同時に喜んでくださったらとても嬉しいです。皆様のおかげで世界がより一層広がっていき、これからの自分自身へのエネルギーになることを改めて実感している次第です。これからも豊かになる時間を届けられるように精進していきたいと思いますので、変わらぬ応援をよろしくお願いいたします。最後に、世界中のコロナウイルスが一日も早く終息すること、そして皆様が笑顔でいられる日々でありますよう、心から願っております」と、心情をつづった。 「マスコミ各社に向けた連名のFAXでも結婚することになったと報告した2人ですが『共有していた時間の中で、この先もお互いを高め合い、寄り添って歩んでいける、そんな大切な存在になっていることに気付き、このような運びとなりました』と経緯を明かしています。NHKの朝ドラ(連続テレビ小説)『スカーレット』での共演などが意気投合するきっかけとなったようです」(スポーツ紙50代男性記者) 「スカーレット」は2019年後期の朝ドラで戸田恵梨香が主演。滋賀県信楽を舞台に女性陶芸家の半生を描いた作品で、林と大島はともに戸田演じる川原喜美子の幼なじみ役で共演した。 多くの出演作に恵まれた役者同士の結婚。公私ともに充実した2人の今後の作品に期待したい。 (文・志和浩司) ■林遣都(はやし・けんと) 1990(平成2)年12月6日生まれ、滋賀県出身。趣味は野球、特技は書道。2005年、中学の修学旅行中に渋谷駅のホームでスカウトされた。07年デビュー作となった主演映画「バッテリー」(滝田洋二郎監督)で飛びぬけた才能と傲慢なまでの自信を持つピッチャー原田巧役を好演し第81回キネマ旬報ベスト・テンの新人男優賞、第31回日本アカデミー賞の新人俳優賞、第17回日本映画批評家大賞の新人賞、第22回高崎映画祭の最優秀新人男優賞に輝いた。その後も映画をはじめ出演作に恵まれ、09年には「小公女セイラ」(TBS系)で連続ドラマ初出演。「荒川アンダーザブリッジ」(TBS系)、「HiGH&LOW」(日本テレビ系)、「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)など出演作の途絶えない売れっ子俳優に成長した。最近も「ドラゴン桜」(TBS系)第2シリーズなどで強い印象を残している。 ■大島優子(おおしま・ゆうこ) 1988(昭和63)年10月17日生まれ、栃木県出身。趣味は旅行、映画鑑賞、観劇。子役としてデビュー、2006年にAKB48追加メンバーオーディションに合格し2期生として加入した。同グループの選抜総選挙では10年と12年に1位に輝くなどグループの代表的な人気メンバーの一人として活躍。14年にグループ卒業後は役者として活動。舞台「罪と罰」(フィリップ・ブリーン演出・上演台本)、映画「紙の月」(吉田大八監督)、「明日の食卓」(瀬々敬久監督)、ドラマ「ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~」(TBS系)、「教場」(フジテレビ系)などこちらも出演作が絶えない。