錦織圭 準々決勝棄権し不戦敗、チャレンジャー大会で4強入りならず<男子テニス>
コモ・チャレンジャー
男子テニスのコモ・チャレンジャー(イタリア/コモ、クレー、ATPチャレンジャー)は30日、プロテクトランキング(負傷などによる長期離脱選手の救済措置)を利用し出場した世界ランク222位の錦織圭と同381位のG・デブル(フランス)のシングルス準々決勝が行われる予定だったが錦織が試合前に棄権。不戦敗となりベスト4進出とはならなかった。 【錦織圭出場、コモ・チャレンジャー組合せ】 34歳で元世界ランク4位の錦織は今月行われたナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)で3試合に勝利し、「ATPマスターズ1000」で約5年3ヵ月ぶりにベスト8進出を果たした。 その錦織は現在行われている全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)には出場せず今大会に参戦。1回戦では世界ランク272位のS・ヴィンセント ルジェリ(イタリア)を下し初戦突破を果たすと、2回戦では同361位のN・バシラシヴィリ(ジョージア)が試合途中で棄権し8強入りを決めた。 しかし、錦織はこの日の準々決勝を試合前に棄権し不戦敗となった。 一方、不戦勝で4強入りを決めたデブルは準決勝で世界ランク214位のS・トラヴァグリア(イタリア)と同411位のG・オリヴィエリ(アルゼンチン)の勝者と対戦する。
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