[名選手の現在]「妻が全部仕事している」 元豪州代表キャプテン、ヴィドゥカの意外なセカンドキャリア
#004 マーク・ヴィドゥカ
オーストラリア代表のレジェンドであるマーク・ヴィドゥカ氏が現役を終えて選んだ職業に注目が集まっている。『Daily Mail』が伝えている。 [写真]ヴィドゥカが経営するカフェがおしゃれすぎる ヴィドゥカ氏は現在、クロアチアで妻と一緒にカフェを営んでいるという。コーヒーを作って生計を立てることにこれ以上ないほど幸せを感じているようだ。のんびりと過ごし、脚光を浴びずにいられることが嬉しいと語る同氏は、2021年の同紙のインタビューで以下のように話している。 「私は名声に全く執着していなかった。名声が好きではなかったし、今でも好きではない。お金にも執着していなかった。お金なんてただの副産物だ」 「フットボールがどんなものか知っているだろう。多くの選手はファンやコーチ、ジャーナリストに媚びへつらって愛されている。不誠実な人がたくさんいて騙そうとしてくる。それでも私は誠実であり続けるよう努力した」 「今は平和な人生を楽しんでいる。ひっそりと暮らせて幸せだよ」 現役時代にはストライカーとしてオーストラリア代表で43キャップを記録し、ベスト16に進出したワールドカップ2006ではキャプテンを務めた。ディナモ・ザグレブやセルティックを渡り歩き、ミドルズブラやニューカッスル・ユナイテッド、リーズに所属した経歴を持つ。プレミアリーグで240試合出場、92ゴールを記録した。2009年の引退後に3人の息子と妻と共にクロアチアに移住した。 「今は妻が全部仕事している」とジョークを飛ばすほど今の人生を謳歌しているヴィドゥカ氏。サッカーファンならぜひ、一度はオーストラリア代表キャプテンが営むカフェに足を運びたいところだ。
構成/ザ・ワールド編集部