「クロ現」やらせ疑惑で、NHKが中間報告公表(全文)
5)今後の対応
・取材・制作のプロセスや放送内容が適正だったのか、関係者の話が食い違う点を中心にさらに事実関係を明らかにするための調査を進める。ポイントとなるNHK関係者や外部の方からの聞き取りにあたっては、調査の公平性・透明性を高めるため、外部委員の所属事務所の弁護士に立ち会ってもらう。 ・番組の取材・制作のチェック体制についても調査を進める。取材内容に見合った妥当な構成や演出であったのか、視聴者に誤解を与える表現はなかったのかについても調査を深めていく。さらに改善策も検討する。 ・調査にあたっては、引き続きヒアリング内容や関係資料を外部委員にすべて開示し、その都度ご意見をいただき、透明性のある調査に努める。 ・自ら徹底的に調査し、視聴者に説明することは放送事業者としてのNHKの責務である。調査はスピード感を持ってすすめ、「調査報告書」は、改善策も盛り込んだ上で、できる限り早い時期にまとめて公表する。「調査報告書」については、外部委員の「見解」をいただき、あわせて公表する。 以上