千葉の「国立歴史民俗博物館」で自由研究のヒントを見つけよう!ショートトリップ気分も味わえます
子どもと楽しめる体験コーナーも充実
♦️パズルやスタンプなど、遊びながら学べる「たいけんれきはく」 歩き疲れたら、座って遊べる「たいけんれきはく」に立ち寄るのもいいですよ。 江戸図屏風のパズルや約5000年前の縄文土器を模した立体パズル、中世の食事の食品サンプルや錦絵スタンプ、ぬりえなど、遊んで学べるものがたくさん! 小さなお子さんも楽しく遊べそうです。 ♦️寺子屋「れきはく」(第3展示室) 寺子屋「れきはく」では、江戸時代の書き文字の練習「手習い」の体験(体験時間約10分)や、江戸時代の人気飲食店が並ぶすごろくなどを楽しめます。(※不定期開催) また、寺子屋「れきはく」の前には、「地獄極楽」という、ヘッドホンをかけて、穴から覗くと大きな紙芝居のようなしかけで地獄と極楽を見ることができる“覗きカラクリ”もありました。 ちょっとおどろおどろしい浮世絵風の絵が光ったり……。ドキドキする演出が楽しいので、大人もぜひ体験していただきたい展示です。
休憩コーナーやレストランもあり、1日ゆっくり楽しめる
とにかく広い「歴博」、歩き疲れた人のために、ちゃんと休憩コーナーもあります。展示室と展示室の間に広々とした休憩コーナーが館内に2カ所あるので、広い館内を見てまわる際に一息つけて安心です。 館内にあるレストランでは、古代米を使った人気の「古代カレー」1,000円(税込)や「お子様カレーセット 」700円(税込)をはじめ、パスタやおにぎりセット、蕎麦などメニューは種類豊富。苦手な食べ物のあるお子さんも安心して何かしら食べられそうな、充実のラインナップでした。 広い「歴博」は、ミュージアムショップもかなりのボリューム! 江戸図屏風を使ったオリジナルグッズや季節に合わせたグッズ、千葉県のおみやげなど、お気に入りが見つかりそうです。 また、ミュージアムショップのほかに、歴博の出入り口総合案内付近には、日本国内の博物館の図録のアーカイブを販売するショップもあります。過去の企画展のレアな図録が手に入るかも。 なお「歴博」の周囲には、人々が暮らしの中で活用してきた植物を展示した「くらしの植物苑」、隣接している佐倉城址公園などまだまだ見どころがたくさん! 夏休みの自由研究のヒントを探しに、1日じっくりショートトリップを楽しんでみてはいかがでしょうか。
国立歴史民俗博物館 所在地:〒285-8502 千葉県佐倉市城内町 117 受付電話:050-5541-8600(ハローダイヤル) 入館料(総合展示):一般600円、大学生250円、高校生以下無料(※企画展示の入館料は別料金) 交通機関でのアクセス:京成佐倉駅から徒歩約15分、もしくはバス約5分、JR佐倉駅からバス約15分、他にも東京駅と歴博をつなぐ高速バスもあります。詳しくは公式サイト内「アクセス」ページをご覧ください。
新里 碧