千葉の「国立歴史民俗博物館」で自由研究のヒントを見つけよう!ショートトリップ気分も味わえます
♦️自由研究テーマ例「住んでいる場所は昔○○だった?」(第3展示室) 江戸時代の江戸を描いた大きな屏風図を前に、自分たちの住んでいる場所を探す都内在住の小学生たちの姿もよく見られるそう。(板橋には、たくさんの鹿がくつろぐ姿が……!) 自分の住んでいる場所が、昔はどんな様子だったのか気になりますよね。 こちらの展示に興味を持ったお子さんは、歴博内の図書室で古地図や地域情報を調べてみてはいかがでしょうか。 「歴博」のなかには、子ども向け書籍のコーナーやコピー機もあります。気になったテーマを深掘りして調べることもできそうですね。 ほかにも、展示室内で流れている映像資料を座ってじっくり見られるメディアルームもあります。 ♦️自由研究テーマ例「日本各地のお祭り研究」(第4展示室) 「歴博」には、日本各地の珍しいお祭りを紹介するコーナーもありました。 日本に生まれ育って40年の私ですが、まだまだ見たことも無いお祭りがたくさんあるんだと知り、未知のお祭りたちの個性に釘付けになりました。 夏休み中に地元や田舎のお祭りに行ったお子さんは、そのお祭りがなぜ始まったのか?どのようにしておこなわれるのか?など、調べてみるもの良いかもしれませんね。 ♦️自由研究テーマ例「河童はどんな姿?日本のどこで目撃されていた?」(第4展示室) 日本各地に言い伝えが残り、マンガやキャラクターなどさまざまな作品に登場してきた妖怪、河童。そんな河童を様々な角度から研究した見応えのあるコーナーが! 河童の他にも妖怪を紹介する展示がありますので、妖怪好きのお子さんはぜひ足を運んでいただきたいコーナーです。 ♦️自由研究テーマ例「昔の給食と今の給食」(第6展示室) 子どもたちが普段食べている給食も、時代によって変化してきました。 その時代時代の食にまつわる事情や流行も見えてきます。 館内の休憩コーナーに、時代による給食の移り変わりを題材にした小学生の自由研究が館内に展示されていましたので、参考になるかもしれません。(展示は2024年9月1日まで) ♦️自由研究テーマ例「江戸時代に流行った朝顔」(第3展示室、くらしの植物苑) 夏休みに朝顔を育てているお子さんは、興味を持ちそうな展示です。 江戸時代に流行った朝顔や、朝顔の流行の歴史がまとめられたコーナーがありました。 さらに、現在「歴博」から歩いて行ける「くらしの植物苑」では、9月8日(日)まで特別企画「伝統の朝顔」を開催中。自分がいま育てている朝顔とどう違うのか、じっくり観察してみるのもおすすめです! 江戸時代に流行った本物の朝顔を実際に観察できるチャンスです! 「くらしの植物苑」 特別企画「伝統の朝顔」について詳しくは、公式サイトをご覧ください。