【陸上】長距離のレジェンド・ファラー氏 強盗に遭うも奪われた携帯電話を走って取り戻す
男子長距離で五輪、世界選手権累計10個の金メダルを持つM.ファラー氏(英国)が自宅敷地内で窃盗に遭ったものの、車で逃走しようとする犯人を追いかけて、奪われた携帯電話を取り戻したことが現地メディアで報じられている。 ウサイン・ボルトさんがアキレス腱断裂 サッカー親善試合で活躍も…… ファラー氏はセキュリティーチェックのあるエリアに住んでおり、妻とともにジョギングを行っていた際、道路脇に携帯電話を置いていたという。この携帯電話を窃盗犯が奪って、用意していた車により逃走を試みたが、すぐに気づいたファラー氏が車を追いかけて携帯電話を奪還。報道では「ウサイン・ボルトのようにフルスロットルで駆けた」と表現されている。犯人は捕まっておらず、警備が厳重であるはずのエリアに不審者が現れたことに対して、ファラー氏は憤慨しているという。 ファラー氏はソマリア生まれの41歳で、アマチュアランナーのタニアさんと2010年に結婚している。五輪では2大会連続(12年ロンドン、16年リオ)で5000mと10000の2冠を達成。昨年9月のグレート・ノースランで引退し、第一線からは退いている。
月陸編集部