重度障害者の木村英子氏、れいわ新選組から参院選出馬(全文3完)誰一人取り残さない
候補予定者を選ぶにあたって考えていたことは
記者4:ありがとうございます。山本代表に伺います。これまでの候補予定者の方々、蓮池さん、きのうの安冨さん、今日の木村さん、それぞれ例えば地域の現実であるとか原発の問題、拉致の問題、生きづらさ、子供たちが大事にされていない。今日は当事者抜きにして物事が決められている。すごく私たちが普段、目をやっていないことに図らずもちょっと踏み込んだ方々が登場してこられているような気がするんですけれども、山本代表としてはその候補予定者を決められるに当たっては、候補予定者の方々のそれぞれの人っていうのがまずあったのか、さっき言ったような問題っていうことを代表が考えていく中で今回の人選につながったのか、両方かっていう気もするんですけども、候補者の方々を決めるに当たって、代表の中ではどういった思いが錯綜している中で決まっていったのかっていうことをあらためて伺えますでしょうか。 山本:ありがとうございます。候補者を選ぶに当たって、100%同じということは無理だと思っています。例えば人によっては、私のこのれいわ新選組という名前はどうなのかと言われる方もいらっしゃいます。全然問題ないんですよ。名前が嫌いなままどうぞ一緒にやってくださいっていう話ですね。私の掲げてる8つの緊急政策に対して疑問を持っているっていう方がいらっしゃっても全然問題ない。話し合っていきましょう。私はこれが今、必要だと思っていますっていうスタンスなんです。 例えば安冨さんの、これまでやられてきた経済学っていう分野では、ひょっとした言い方は間違ってるかもしれないけども、脱成長という部分から違う価値観、脱成長という感覚にとらわれるかもしれないですよね、ほかの人から見たら。要はもう成長し続けることなんて無理なんだ、だから違う価値観を持って人間の原則に戻るべきだっていう考え方がある。 これは今、私が言っている経済政策っていうものとはちょっと衝突し得るものとも言えるかもしれないですけども、でも、その経済学っていう部分では、私は安冨さんっていう部分に関して、経済学っていうものを通して安冨さんに対してラブコールをしているわけじゃないんですよ。やっぱり生きづらさというものをずっと実感されてきて、それに対して分析をされてきて、それをどう変えていくんだという部分に対して、私はこの人になってもらいたいと思ったことですね。私は自分の考えている経済政策っていうものを推し進めるつもりですね。