重度障害者の木村英子氏、れいわ新選組から参院選出馬(全文3完)誰一人取り残さない
安倍政権に対しておかしいと思っていることは?
記者3:フリーの【ヨコタハジメ 00:40:59】ですけれども、安倍総理、安倍政権に対して、障害を持つお立場としてこれは許せないとか、おかしいと思っていることをお伺いしたいのが1点と、自民党の国会議員でも障害介護問題に取り組んでる議員は多いと、いると思うのですが、そういう方と今までどういうお話をされたのか、あるいはこういう、国会議員に出てみないかというような話があったのかどうか、2点についてお伺いしたいのですが。 木村:私ですよね。安倍総理には会ったことはないので、やっぱり安倍総理に会ってどうっていうよりは、やっぱり今の福祉政策があまり良くないので、もし私が仮に国会に出たときに、出れたらですけれども、国会の中をバリアフリーにしてほしいなって思っています。それぐらいですかね。 記者3:自民党の国会議員の方となんか、話をしたことは。 木村:いや、自民党の方とは、地元で議員をされている方とごあいさつ程度はしたことありますけれども、特に深く話したことはありません。 記者3:ありがとうございます。 山本:ありがとうございます。ほか、ございますか。ちょっと待ってくださいね、ありますか。どうぞ。
東京が障害者にとって暮らしやすい町に変わりつつある実感は?
記者4:木村さんにまず1つ伺います。来年、オリンピックとパラリンピックが東京で行われるということで、東京の町、この国も変わりつつあるのかも分からないのですが、どういうふうに変わってきているというふうに木村さんの目には写っているんでしょうか。 木村:変わってきて? 記者4:障害者の方々にとって暮らしやすい町に変わってきているという実感はおありでしょうか。 木村:あまりないですかね。変わってきたっていう。やっぱり権利条約に批准したりとか、国がですね。差別解消法ができたりっていうことで、公の場所で障害を持っている人たちを理解しようっていう働き掛けはあるので、そういう意味では表立って差別をするっていうことは少なくはなったかもしれませんけど、現状はやっぱり外に出にくいですし、ヘルパー制度にしても通勤、通学は認められていませんから、あくまでも家の中の介護ですかね。 外出も多少は認められていますけど、やっぱり通勤、通学は認められないっていうことは社会参加ができないじゃないですか。やっぱり働くっていうことはどなたにとっても当たり前のことですし、それ以前に地域に出れないっていう現状がまだあるので、変わってきたとは思いますけれど、今から40年前とはちょっと違いますが、それでもまだまだ課題はたくさんあると思います。