その姿は生き残りのため。環境に適応してきたユニークな生物進化15選
進化って不思議で面白い。 地球上では、数十億年におよぶ進化の過程で生き残った何百万もの種が存在します。私たちもその一部。そして小さい種もいれば大きい種もいます。 【全画像をみる】その姿は生き残りのため。環境に適応してきたユニークな生物進化15選 大きな耳や平らなシッポ、複眼、赤外線視などなど、みんなさまざまな特徴を持っています。このように適応して進化した特徴は、見ていて楽しいものもたくさん。選りすぐりの「へ~」っとなる15種の進化、見ていきましょう。
タテガミオオカミの脚
名前に「オオカミ」とありますが、タテガミオオカミは独自の「タテガミオオカミ属」に分類されているので、実はオオカミではありません。イヌ科で、どっちかというとキツネに近い感じです。 南米に生息するタテガミオオカミは、イヌ科の中では世界で最も背が高く、肩までの高さは約91cm。高い草の上から覗き込めるように、ながーい脚に進化したとロサンゼルス動物園は説明しています。
ペリカンのあご袋
ペリカンといえば、あごの下の大きな袋。口を大きく開ければ、網業のように魚を捕まえることができます。あとは暖かい天候で自分の体を冷やすために、左右に振り回してクールダウンするのにも使われています。
コウモリの翼
コウモリは飛ぶことができる唯一の哺乳類。他の哺乳類ができなかったことを、コウモリが進化の過程でやってのけちゃったわけですから尊敬!
エイの針
エイのシッポについている針、見ていて楽しい進化とはいえないかもしれません。でも、棘になっているシッポこそが、エイの自己防衛のツールなのです。
ヘラクレスオオカブトのツノ
ヘラクレスオオカブトは世界で最も大きな昆虫の1つ。オスには大きなツノがついていて、他のオスと格闘する際に使われます。昆虫としては大きいですが、人間からしたら小さい体です。でも、自分の体重の100倍の大きさのものを運ぶことができるほど怪力です。
コモドドラゴンの毒
コモドドラゴンのこの口、毒だらけです! 世界最大のトカゲ、コモドドラゴンの下あごには毒腺があり、この毒の成分には血液が固まらない作用があるため、出血した獲物はショック状態を引き起こしてしまいます。