愛知県・大村知事が定例会見8月3日(全文1)名古屋市内初の宿泊療養施設を開設
スタートアップ支援拠点の実施方針
なお、入所は、名古屋市内初ということではありますが、名古屋市内にかかわらず県内全域を対象と考えております。が、名古屋市内の方が多いことにはなろうかと思います。そして、入所している患者さんに対しては、施設に配置した看護師が毎日、患者さんの健康観察を行うということでございます。そして、仮に症状が重くなったという場合には、医師の指示を仰いだ上で、直ちに必要な入院調整をし、入院措置を行うということでございます。そして、無症状の方につきましては発症日から10日経過した場合には宿泊療養を解除するということでございます。軽症者の方は10日間経過、かつ、症状軽快後72時間経過すれば解除ということでございます。 そして、ここはホテルであります。テレビ、ベッド、椅子、テーブル、そしてワイファイ環境も整っているということでございます。そして、それから、入所に当たりましては基本的には自家用車等で来ていただきますが、それができない場合は県および名古屋市による移送についても可能な限り対応したいというふうに思っております。ということで、よろしくお願い申し上げます。 そして、それではまずは発表事項の1つ目でございます。愛知県スタートアップ支援拠点「ステーションAi」の整備・運営をPFI方式により進めていくための実施方針の公表について申し上げます。愛知県スタートアップ支援拠点「ステーションAi」の整備・運営を行うPFI事業者の選定手続きにつきまして、発表資料4枚目のA3横長の参考資料、「ステーションAi」整備スケジュールによって説明をいたします。資料はあとでご覧いただければと思いますが、このスケジュールが、今回、スケジュールが一番大きな発表でございますので、これをご覧いただきながらお聞きいただきたいというふうに思っております。
5月8日に入札手続きをいったん停止
これまでのスケジュールは上段でございました。昨年9月の「ステーションAi」構想発表以降、今年の1月14日に実施方針の公表、2月14日に入札公告という形でPFI事業者の選定手続きを進めてきました。本来であればこのあと6月に入札参加表明の受付、9月に提案書の受付、10月に落札者の決定、12月議会での契約議案の提出、2022年度中に供用開始をするという形で進めていく予定でありましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により事業者の応募準備に支障を来していたことから、5月の8日に入札手続きをいったん停止いたしました。これはもうこれまでに発表をしてきたとおりでございます。 その後5月26日に緊急事態宣言解除したことから、5月28日に本事業のPFI事業者選定手続きの再開に向けた検討を開始することについて発表をしたところでございます。この下の今後のスケジュール予定をご覧いただきながらお聞きいただきたいと思います。 そして、検討再開後は主に新型コロナウイルス対応を踏まえた今後の新しい行動様式やワークスタイルに対応した魅力あるイノベーション施設とするべく、民間事業者との対話や選定委員会等の開催などを通じまして、見識をお持ちの方々からご意見等いただきながら検討進め、このたび新たな実施方針を策定いたしました。 それではその実施方針の概要について説明いたします。別紙、「愛知県スタートアップ支援拠点整備等事業に係る実施方針の概要」をご覧いただきたいと思います。本事業では実施要旨の公表は2回目となりますので、新たな本施設のコンセプトと、前回、入札の公告時から大きく変更した点等を中心に説明をさせていただきます。別紙の概要の紙ですね、ご覧いただきたいと思います。 まずは本施設のコンセプトであります。1枚目の上の段で太字になっているところでございますが、7月14日に内閣府から愛知・名古屋及び浜松地域が「スタートアップ・エコシステム グローバル拠点都市」に認定された際にもお伝えいたしましたが、本施設の新しいコンセプトは【With/Afterコロナにおけるニューリアリティー対応型の世界初・世界最高レベルのスタートアップ中核支援拠点 00:15:43】というふうにするということでございます。これがコンセプトの柱といいますか看板ということでございます。