愛知県・大村知事が定例会見8月3日(全文1)名古屋市内初の宿泊療養施設を開設
95%の方が軽症・無症状
そして2枚目が感染者の症状別状況でございます。昨日まででございますが、7月と8月で分けておりますが、中等症・重症の方の数値ということでございます。7月、きのうもちょっと質問ありましたが、きのう、中等症の方が1人が重症にいかれて、60と5だったのが59と6人ということになりましたということと、8月は1日、2日で中等症の方が15人ということでございます。7月以降の感染者数に占める割合は4.9%ということで、95%の方が軽症・無症状ということで、この傾向も変わっていないということでございます。 そして3枚目の資料は、昨日時点といいますか現段階での入院・入所等の状況でございます。入院、243名、入所43名、入院調整38名、自宅療養998名、調整160人、これはきのうの感染者、陽性確認者ということでございます。検査件数は、この数字は変わっておりません。今日の午後3時過ぎに名古屋市さんから数値をいただいて集計をいたしますので、夕方ぐらいまで掛かるかと思っております。 ということと、それと、最後は感染経路不明の割合ということでございまして、経路不明の割合が大変高まってきているということで、大変厳しい状況だということでございます。ということで、以上、関連の資料ということでございました。よろしくお願いいたします。
名古屋市内初の宿泊療養施設を開設
そして、それでは私から発表事項等々にまいります。まずは、発表事項の前にお手元に資料ございますが、【東横INN名古屋名駅南 00:08:37】における新型コロナウイルス感染症の軽症者等の受け入れについて申し上げます。新型コロナウイルス感染症の軽症者等の受け入れ施設について発表いたします。宿泊療養施設につきましては7月28日に、あいち健康の森健康科学総合センター、健康宿泊館の63室を再開いたしておりますが、このたび名古屋市内で初となる軽症者等の宿泊療養施設を開設いたします。開設場所は、名古屋市中村区にあります東横INN名古屋名駅南でございます。現在8月7日金曜日の開設に向けて準備作業を進めております。今日8月の3日から物理的にはそのホテルは借り上げて確保をいたしておりまして、準備作業を進め、調整を進めて、7日金曜日から開設をし、受け入れをしていきたいというふうに思っております。 24時間のオンコール体制、医師、看護師、そして行政の職員を配置をして、24時間体制で対応をしてまいります。この東横INN名古屋名駅南の入所室数は805室でございます。入所対象者は感染症患者のうち無症状の方または軽症患者でありまして、医師が宿泊療養施設での療養が適当と判断した方でございます。これまでどおりということでございます。今、健康プラザでやっている対応と同じでございます。 運営につきましては県と名古屋市で共同で行いますが、医療スタッフの派遣につきましては愛知県病院協会、そして愛知県医師会などのご協力をいただく予定でございます。今後とも医療提供体制・入所施設などの充実を図り、新型コロナウイルス感染症対策に全力で取り組んでまいります。 ということでございまして、お手元の資料もご覧をいただければと思いますが、1棟全棟を借り上げますので、一般の方と接触することはないということでございます。昨日午前に地元説明会をやり、基本的にはご了解をいただいたということでございます。ご理解をいただいているということでございます。よろしくお願いをいたします。そして、医師の判断、そして本人から同意をいただいた上で入所をしていただくということといたします。