<春に舞う・センバツ選手紹介>/15 大阪桐蔭 松井弘樹選手/履正社 太鼓地優希選手 /大阪
◆大阪桐蔭 ◇自分信じ入学、夢はプロ 松井弘樹選手(2年) 力強い速球が武器の右腕。昨秋の明治神宮大会決勝・広陵戦では、3人目として五回に登板。先頭打者を三振で仕留めるなど安打を許さず、1回を抑えた。制球力を高めようと、キャッチボールの時も意識している。 小学生時代には一度野球から離れた。だが、自分の可能性を信じ、自ら志願して大阪桐蔭に入学。野球の面白さに気付き、夢はプロ野球選手に変わった。帰省時は兄と服を買いに出る仲で、手紙を心の支えにする。 ◆履正社 ◇長打力の向上へ食トレ 太鼓地(たいこじ)優希選手(2年) ミート力の高い左投げ左打ちの外野手。昨秋の公式戦は出場7試合で、5打数2安打3打点を記録。小学生の時、リレーで何人も抜いた脚力も自慢だ。 「引退した時に後悔しないような練習をする」と決め、つらい冬季間の練習を必死に粘った。好きな言葉は「強いやつが勝つんじゃない。勝ったやつが強い」。チームが勝つために、自分ができることをやりたい。長打力をつけようと、ウエートトレーニングや食トレに励む。