毎月のお小遣い「5000円」を全てゲームセンターの「音ゲー」に費やす息子。中学生がゲームにかける費用としては高すぎますよね?
中学生にお金について学ばせるポイント
中学生になると、お金の大切さについてもある程度理解できるようになります。では、家庭でお金について学ばせるためには、具体的にどのような方法があるのでしょうか。 ■家計の収支を話す 今現在、家の中でお金がどのように動いているのかをきちんと話すのも1つの手です。食費や住居費など、何にいくらくらいお金がかかっているかを理解させることで、お金の使い方を考えるきっかけになります。また、親の職業や収入などを話すことでも、自分の将来について考えられるようになる可能性があるでしょう。 ■自立することを理解させる お金は本来、自分で働かないと得られないものだという根本を理解させましょう。子どもは、いずれ自分で稼いで自立した生活を送ることになりますが、そもそも親が働いてお金をもらっているということを早めに理解させるのがポイントです。高校生になったらアルバイトができる場合もあるので、時が来たら働いてお金をもらうことを経験させるのもよいでしょう。 ■お金の使い道を振り返る 自分が何にどのくらいお金を使っているのかを子どもと振り返ってみましょう。振り返る機会がないと、無駄遣いをしていることにも気が付きません。レシートは必ず取っておくようにし、購入した理由などを話しておくと使いすぎを防ぐことができます。親子で振り返ることを習慣にしていけば、無駄遣いを防げる可能性があります。
子どもにとって何が大切かを考えよう
ゲームセンターでお金を使うのは悪いことではありませんが、その使い道が本当に必要で子どものためになっているかは、親が一緒になって考えることが大切です。子どもが無駄遣いをしているようであれば、親がきちんとお金の大切さなどを教えてあげる必要があります。この機会に、子どもとお金について話す場を設けてみてはいかがでしょうか。 出典 ニフティ株式会社 ニフティキッズ 子どものホンネ 調査レポート「お小遣い」について 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部