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　19日早朝、東京都千代田区の自民党本部付近に男が火炎瓶のようなものを複数本投げつけた後、ワンボックスカーで逃走し、近くにある首相官邸前の防護柵に突っ込んだ。警視庁は公務執行妨害容疑で乗っていた男を現行犯逮捕したが、衆院選期間中の出来事だけに、自民党関係者の間では大きな衝撃と強い緊張感が走っている。 【写真】自民党本部前でスプレー缶のようなものを調べる捜査員 　事件の衝撃の大きさは、インターネット上でも拡大。「車突っ込んだ」「官邸に車」「総理大臣官邸」「テロ行為」「自民党に火炎瓶」「総理官邸」などが、次々にトレンドワードになっている。 　SNSには「朝から物騒すぎだろ。火炎瓶ぶち込んで」「どんな主義・主張があろうと、選挙中に暴力行為を行う野郎は絶対に許してはならない」「総理大臣官邸に車突っ込むとか、もはやネタじゃなくない？　政治への不満が爆発したのかな？　でも、テロ行為は許されないよ。こんな事件が起きるなんて、日本の治安大丈夫？心配で寝れないわ」「そりゃあ、今の政治に不満のない人なんていませんよね、これから今朝の様な事件は増えていくのではないでしょうか」「裏にはなにがあるのか」「また物騒になってきましたねー。選挙関連でしょうか？今の政治に不満があるのか？はたまた闇バイトか？こわい世の中ですね」「出てくるよな、こんなんじゃ」など、さまざまな観点からのコメントが寄せられている。 　自民党の森山裕幹事長は今回の事態を受けて、党を通じて「民主主義の根幹たる選挙が行われている最中であり、今回の行為には強い憤りを覚えている」とするコメントを発表した。