デルタブルース 菊花賞でG1初制覇、メルボルンCで歴史的勝利/24年追悼
2024年も名馬、ホースマンが天国へと旅立った。06年に皐月賞、ダービーの2冠を制したメイショウサムソン、ダートでJpn1を含むG1・9勝を挙げたヴァーミリアン、そして藤岡康太騎手は35歳という若さで旅立った。ファンの記憶にいつまでも残る名馬、ホースマンを悼むとともに、その栄光を振り返る(JRA、牧場、関係各所からの発表を受けて紙面で報じたG1馬などを中心に再編集しています)。 ■10月8日デルタブルース(牡23) 余生を送っていた繋養(けいよう)先の岡山・オールドフレンズジャパンで蹄葉炎のため亡くなった。 03年に栗東・角居厩舎からデビュー、04年菊花賞では岩田康騎手とのコンビでG1初制覇。06年の豪州遠征ではメルボルンCで歴史的勝利を挙げた。2着は同厩舎ポップロック。通算成績は32戦6勝。重賞は他に05年ステイヤーズSの計3勝。父ダンスインザダーク譲りのスタミナが持ち味だった。 有馬記念には04年から07年まで4年連続で参戦。5、11、6、12着だった。