筋トレの命は“いい姿勢”!平山祐介さんが実践する高効率メニュー・下半身編
「筋トレの命は“いい姿勢”にあり」と断言する俳優・平山祐介さんが教える筋トレメニュー。 ▶︎すべての写真を見る 前回の上半身編に続き、今回は下半身を強化する高効率メニューを紹介!
“姿勢重視”の高効率メニュー~下半身編~
前回述べたように、姿勢を追求すると、筋肉にかかる負担が高くなることで、今までのような回数をこなせなくなることも。 だが、それでいい。高効率を目指す筋トレで目標とするべきは、回数ではなく、正しい姿勢なのだから。 まずは6回×3セットを基本に、楽にこなせるようになったら、徐々に回数を増やしていく。セット間のインターバルは1~1分30秒を目安に。 [Warming Up]ウォール・ソラシック・エクステンション 壁に両手を突き、お尻を後方へ引きながら、上半身を地面と平行に。ポジションが決まったら、両手で壁を押しつつ、お尻を引きながら、背骨を伸ばす。お尻は上を向けるようにする。 また、頭の位置が下がらないよう目線は斜め前方へ。深い呼吸を繰り返しながら、30~60秒ほど行う。
[Training 1]エレベーター ヒップリフト(6回×3セット) 後頭部を地面につけ、顔はうなずくようにしてアゴが上がらないように。両手は肩が内巻きにならないよう両手を広げ、胸を開く。股関節、膝関節の間を90度に保ち、両膝、両足間は拳ひとつ分開ける。 姿勢が整ったら、腹筋とお尻の筋肉を使って肩、骨盤、膝を一直線になるように上げる。このとき両膝が開かないよう注意。かかとは前方ではなく、真下の方向に力を込める。
[Training 2]スクワット(6回×3セット) 両足は腰と同じくらいの幅に開き、つま先は若干外向きに。両手を腰に当てて、姿勢は頭が前に出ていないか、腰が反っていないかをチェックする。 背筋をキープしたまま、つま先と同じ方向に膝を曲げて、太ももが地面と平行になるまで両膝を曲げ、かつ上半身と脚のスネのラインを平行にする。 目線は斜め下に。床を強く踏むようにして、元の姿勢に戻すことで効果アップ。
[Training 3]サイドスクワット(左右6回ずつ×3セット) 基本姿勢や両足の位置はスクワットと同じだが、つま先は正面向きに。 スタートポジションの腰幅に広げた足の約2倍右足をスライド(左写真のオレンジボール位置参照)させて、上体の姿勢を維持しながら、お尻を後方へ突き出すように膝を曲げる。 このとき、踏み込んだ足と反対側の足にかかる力が8:2になるのが理想。前から見た際、つま先から膝、脚の付け根までが一直線上に来るように意識する。 肩の高さも左右均等にして、胸は正面を向ける。 山本雄生=写真 押条良太=文 フラックスコンディショニングス=撮影協力
OCEANS編集部