【陸上】北口榛花 来年の世界陸上で目指す〝パリ五輪超え〟「夢の70mに向けて頑張りたい」
パリ五輪の陸上女子やり投げ金メダリストの北口榛花(26=JAL)が、夢の大投てきへの思いを語った。 北口は2日、都内で行われたスポーツニッポンフォーラム制定「FOR ALL 2024」の表彰式に、8月に現役を引退したバレーボール女子で元日本代表主将の古賀紗理那さん(28)と出席した。 昨年、古賀さんが出場した代表戦を観戦しており「(バレーボールは)団体競技なので(大会ごとに代表)選手やコーチが入れ替わったり、個人種目よりもたくさん考えなきゃいけないことがあると思う。(古賀は)中学、高校生ぐらいから、大人の選手がいる中で(代表で)プレーするのは大変だったと思う。本当にやり切ったからこそ、パリ五輪で引退という決断をされたと思うので『本当にお疲れさまでした』と伝えたい」とねぎらった。 北口は同五輪の決勝で65メートル80をマークして優勝。オフシーズンを終えて先月から再開した練習について「練習回数が少ないかなと思ってしまう時もあるけど、今年こそは焦らずに土台をつくるのが大事だと思う。そういうところはしっかりできている」と説明した。 来年9月には国立競技場で世界陸上が開催される。自己ベストが67メートル38の北口は「パリ五輪では金メダルだったけど、記録に納得いっていない部分もある。これからも夢の70メートルに向けて頑張りたいし、来年は東京で世界陸上があるので、たくさんの方に現地で見てもらいたい。日本の皆さんの前でいい投てきをして、また一緒に君が代が聞けるように頑張りたい」と力を込めた。
東スポWEB