「だし巻き卵」外国人客なぜ魅了? 開店前から行列も!
今、プルプルふわふわのだし巻き卵が外国人にも大人気。なかには1時間待ちのお店も。 【画像】「黄色い幸せ」遠方からも足を運ぶ だし巻き卵の専門店の定食
■開店前から行列「だし巻き卵」
フライパンの上で熱くなっていく黄色い幸せ。 今、この「だし巻き卵」が東京のとある場所で大人気なんです。 そこは豊かな自然に囲まれた東京・奥多摩。お店には、開店前からこの人だかりです。 都内から(50代) 「(Q.どれくらい待っている?)50分(待ち)開きます !」 遠い人では、2時間かけて訪れたという4人組。さらに、1時間近く並んだ先にあるのは、専門店のだし巻き卵の定食なんです。 都内から 「卵の匂いがすごい。卵のふんわりした匂いがする」 「すごいふるふるでおいしそう。ゆれてる、ふるふるだ」 お目当ては専門店のだし巻き卵の定食です。主役は、ぷるぷる・ふわふわなだし巻き。卵とだしの味わいがじゅわっとしみる逸品に、世にも珍しいメニューも。だし巻きが真っ白です。 白だしまき実食(90代) 「ソフトな感じでダシがきいている。どなたにも好まれる味。前回来て、すごくおいしかった。また行ってみようと。熱いからおいしいね」 「卵道」古里本店 浜中涼介店長 「3種類のだし巻き卵を用意している。卵の違いで味もかなり変わるので、食べ比べをして楽しんでいる人が多い」 気になる白だし巻きの正体は…。 浜中店長 「黄身が白い卵を使っただし巻き卵。見た目が面白いというのもあるが、卵自体の味が淡泊なので、ダシの味をしっかり感じやすい」 特徴的なぷるふわを生み出すだしは多摩川の源流水を汲むこだわりです。 インドから(日本在住) 「個人的にはおいしい。ダシを感じる。普通の卵焼きとは違うと分かる」 浜中店長 「だし巻き卵を食べに奥多摩に足を運ぶ人が増えている。思わず、また不意に食べたくなる味だと言われる」
■外国人観光客にも大人気
京都の嵐山には、外国人もやみつきになるお店がありました。ぷるんぷるんの弾力が魅惑のだし巻き卵は、その内側にたっぷりおだしを秘めています。 香港から 「卵の味がとても強くて、中は柔らかくふわふわ。温かいところが外の寒さに完璧に合う」 香港からの観光客も味わっていたのが、朝食限定で味わえる「至福のだし巻き定食」です。 そのおいしさのヒミツを聞いてみました。 和レ和レ和アラシヤマ 山名静香店長 「蘭王(らんおう)たまご、大分県のブランド卵。黄身が濃い、味も濃い濃厚な卵。ブランド卵を使うならこれやろみたいな感じ」 そのこだわりは言葉の壁を超えて伝わっています。 韓国から 「最高のメニュー」 なぜ外国人にだし巻きが人気なのでしょうか。 香港から 母(50代) 「日本の有名なエッグオムレツ(だし巻き卵)だから、試してみたいと思った」 娘(19) 「香港のオムレツはもっと大雑把、日本のオムレツのような四角形ではない」 母 「ジューシーなのでおいしい」 山名店長 「(外国人に)最初は『何ですか?』と聞かれる。『ジャパニーズオムレツ』と言ったら、『じゃあ食べてみる』と。やっぱりおいしいんやと思って、うれしい」
テレビ朝日