【社会人野球】トヨタ自動車が歴代最多7度目の優勝 増居・福井バッテリーが準々決勝に続く完封勝利
◆第49回社会人野球日本選手権▽決勝 トヨタ自動車3―0ホンダ(9日・京セラD) 決勝が行われ、トヨタ自動車(愛知)がホンダ(東京)を破り、2年ぶり7度目の優勝を果たした。 初回1死一、二塁で4番の逢沢崚介中堅手が、先制3ランをライトスタンドへ叩き込んだ。以降は、ホンダ投手陣を打ちあぐねたが、2年目の増居翔太投手と福井章吾捕手の慶大OBバッテリーが躍動。7安打浴びながらも無失点と、準々決勝・西部ガス戦に続く完封勝利で優勝を決めた。住友金属に並ぶ歴代最多7度目の優勝で、22年日本選手権、23年都市対抗に続く3年連続の2大大会制覇。藤原航平監督は「都市対抗で連覇を目指して戦ったんですけど、2回戦敗退で悔しい思いをして、この日本選手権で3年連続日本一になるんだと言う思いをもってやったきた結果なので、素直に大変うれしい」と振り返った。 全日程が終わり、増居は最高殊勲選手賞を受賞。敢闘賞にホンダの東野龍二投手、打撃賞にJFE西日本の古田塁内野手、首位打者賞には打率5割6分3厘をマークしたトヨタ自動車の佐藤勇基内野手が選ばれた。
報知新聞社