【部屋ごと出かける】日産MYROOMシリーズに「NV200バネット」が追加 年内の発売を予定
インドア志向の癒やし系ユーザーがターゲット
10月1日、日産自動車(以下、日産)は『NV200バネットMYROOM(マイルーム)』を発表。12月からの発売を予定している。 【写真】日産NV200バネットMYROOM(マイルーム)を写真でみる (42枚) NV200バネットMYROOM(以下、バネットMYROOM)は、昨年11月に発売して好評を博した特別仕様車『キャラバンMYROOM Launch edition(ローンチエディション)』、そして今年7月にカタログモデルとなった『キャラバンMYROOM』に続く、車中泊に対応したMYROOMシリーズの新たなモデルだ。 じつは、日産にはMYROOMシリーズとは別に車中泊に対応した『マルチベッド』というシリーズも、キャラバンやNV200バネットに設定して展開している。両車の違いは、マルチベッドがアウトドア志向のアクティブ系カスタマーをターゲットにしているのに対し、MYROOMではインドア志向の癒やし系カスタマーがターゲットとなっている。 MYROOMシリーズのコンセプトは「MYROOM into the nature」。自分のお気に入りの部屋ごと自然の中に持ち込んでリラックスできるクルマ。つまり、クルマで出かけるのではなく、部屋にタイヤがついていて、部屋ごと出かけるイメージだという。 しかも、キャラバンMYROOMでは比較的ゆとりのあるサイズのため家族での使用も想定しているが、バネットMYROOMではソロ活でも楽しめ、ふたりまでで使うのがちょうど良いサイズで、安心感や居心地の良さを与えることを目指している。 ベース車は、バンDX。したがって4ナンバー登録となる。エンジンは1.6Lで、2WDはCVT、4WDは4速ATとの組み合わせとなる。車両価格は、2WDが464万3100円、4WDが496万7600円だ。 発売は今年12月からの予定だが、10月1日の発表以降、地方のキャンピングカーショーやジャパンキャンピングカーショーに出展予定だ。まずは10月26日・27日の大阪キャンピングカーフェア2024で初お披露目される予定だ。