Z世代の2人に1人が『キャッシュレス派』も、約6割が決済時に課題を実感
全国的に普及しているキャッシュレス決済。Z世代の中では、キャッシュレス決済の活用は進んでいるのでしょうか。そこで今回は、「『Z世代のキャッシュレス決済事情』に関する実態調査」を見ていきましょう。 【画像でわかる】PayPayのQRコード決済のやり方がわからない、バーコード決済とは何がどう違う?
Z世代の2人に1人がバーコード決済等のキャッシュレス決済を利用!
株式会社アップデイト会社が運営するotalabでは、47都道府県在住のZ世代838人を対象に「『Z世代のキャッシュレス決済事情』に関する実態調査」を実施。まずはじめに「日常生活の中で、使うことが多い支払方法は(キャッシュレスと現金)どちらですか?」と質問すると、約6割(58%)がキャッシュレス決済をメインで利用していることが明らかになりました。 2人に1人以上がキャッシュレス決済を利用しているため、Z世代の中で一般化していることがわかります。
続いてキャッシュレス決済をメインで利用していると回答した443人を対象に、「最も利用頻度の高いキャッシュレス決済は何ですか?」とすると、「バーコード決済」が約5割(47.2%)で最も多い結果となりました。バーコード決済がクレジットカードより利用率が高いのは、普段持ち歩くスマホアプリで簡単に決済できる点にあるのではないでしょうか。
キャッシュレス決済を利用する理由は“支払いの手軽さ”や“ポイントの貯まりやすさ”
Z世代の2人に1人が利用するキャッシュレス決済。「キャッシュレス決済を利用する理由は何ですか?」とたずねると、「支払いが楽になるから」(67.7%)、「ポイントが貯まるから」(62.1%)といった回答が高い割合を占めました。また、「財布を持ち歩かなくていいから」という回答も28.9%で多くなっています。 支払いが楽になるキャッシュレス決済ですが、キャッシュレス決済の利用で困った経験がある人は60%と多い結果になっています。
そこでキャッシュレス決済の利用で困ったことをたずねると、「現金しか利用できないお店だった」との回答が57.6%で最多の割合に。キャッシュレス決済に対応する店舗は増えているものの、最低限の現金を持ち歩くなどの対策が必要だと言えます。