Z世代の2人に1人が『キャッシュレス派』も、約6割が決済時に課題を実感
現金派の“困った経験”第1位は「財布に現金がなくて支払いができなかった」
次に、1つ目の質問で「現金決済をメインで利用している」と回答した320人を対象に「現金で支払う理由は何ですか?」とたずねると、「現金での支払いに慣れているから」との回答が70.0%で最も多い回答になりました。次いで42.8%の「お金の管理がしやすいから」といった回答が続いています。 “現金派”は支払いに慣れていることや、お金の使い過ぎを懸念することから、現金決済をメインにしているのではないでしょうか。 現金派Z世代の人たちが現金決済をメインで利用する中で“困った経験”はあるのか調査したところ、約4割(44%)が困った経験があることが明らかになりました。キャッシュレス決済の利用で困った経験がある人の割合(60%)と比較すると、現金決済をメインで利用している人たちの方が困った経験が少ないことがわかります。
続いて、現金決済をメインで利用する中で困った経験がある人を対象に「現金での決済をメインで利用する中で困った経験は何ですか?」と質問。すると、「財布に現金がなくて支払いができなかった」が54.9%で最も多い回答になりました。 また、キャッシュレス化が進んでいることで、「お店が現金決済を扱っていなかったから」「ポイントが受け取れなかった」という回答も見られました。
キャッシュレス決済のメイン利用を検討する人が多数
最後に、現在現金決済をメインで利用している人を対象に、「今後、現金ではなくキャッシュレス決済をメイン利用する形に切り替える可能性はありますか?」と質問すると、約6割(59%)が切り替えを検討していることが明らかになりました。 本調査の結果から、Z世代の約2人に1人がキャッシュレス決済をメインで利用していることが判明しました。今後もキャッシュレス化の普及が進むにつれて、キャッシュレス決済をメインで利用する人は増加していくかもしれません。 一方で、今後も現金決済をメイン利用する人が約4割(41%)いることから、馴染みのある現金決済も利用し続けられる環境が必要だと言えるでしょう。 出典元:【otalab】 https://otalab.net/press_z_cashless/
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