名古屋・栄でウイスキーイベント 前売り完売の盛況ぶり
ウイスキーを楽しみ、ウイスキーを盛り上げるイベント「Anytime Whiskey(エニタイムウイスキー)2024」が11月16~17日、名古屋市中区のサカエヒロバスで開催された。 3回目となる今年は、全国各地の蒸留所やインポーター、バー、フード・キッチンカー、物販など40社・小間が出展。2日間で3200人が来場。多くのウイスキーファンを楽しませた。 同イベントは、コロナ禍で困っている飲食店やウイスキー・酒類関係者を支え、元気づけることを狙いに、コンテンツプロデューサーの佐々木シュウジ氏が立案。名古屋を中心に事業展開するサカツコーポレーションと酒専門店YOSHIDAの酒販2社が賛同し、22年から開催している。 参加者は、チケット購入時に渡される参加者シール(当日のみ有効)を貼れば、フリー入場制で好きな銘柄を無料試飲(有料試飲もあり)できるシステム。今年は前売券・当日券ともに2000円のお値打ち価格で設定。前売分は完売する盛況ぶりを見せた。 会場には、大手ビールメーカー4社をはじめ、安積蒸溜所、ガイアフロー静岡蒸留所、清洲桜醸造、相生ユニビオ碧南蒸留所といった各地の人気蒸留所や地元酒蔵などが出展。今回は初めてフードブースも設置。地場酒類卸・昭和酒販が手掛けるキッチンカー「スタンドマーケット 91(クイッ)」も登場した。 「名古屋・栄のど真ん中で開催することは、インバウンドも含め多くの人を集める材料になる。オープンな場所なので、通りがかりの人にも気軽にウイスキーの扉を開いていただけるようなイベントになればと思っている。名古屋・栄、ひいては愛知県に来ていただくという大きな効果を継続的に提供していけたらいい」(佐々木氏)。