豊田章男会長、トヨタの大逆転王座に歓喜。戦友ヒョンデへ「来年もいい勝負しましょう!」/ラリージャパン後コメント全文
11月24日(日)、WRC世界ラリー選手権第13戦『ラリー・ジャパン』のデイ4が行われ、TOYOTA GAZOO Racingワールドラリーチームのエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)が総合優勝を飾った。 【写真】豊田章男TGR-WRT会長と勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)/2024年WRC第13戦ラリージャパン そして、トヨタはヒョンデ・シェル・モービスWRTに対して15点のビハインドを持って最終戦を迎えたなか、ヒョンデの3台それぞれがマシントラブルやクラッシュに見舞われたことで計32ポイントにとどまったのに対して、セバスチャン・オジエとエルフィン・エバンス(ともにトヨタGRヤリス・ラリー1)が計50ポイントを手にし、18ポイント分の大逆転を果たした。この結果、トヨタが累計561ポイントとなって3ポイントをリードして、2021年から続くマニュファクチャラー選手権の4連覇を飾った。 今大会にはTOYOTA GAZOO Racingワールドラリーチームの豊田章男会長も足を運び、チームへの鼓舞や各行事への出演など、各所でイベントを盛り上げていた。フォーラムエイト・ラリージャパン2024後のコメント全文は以下のとおりだ。 * * * * * * * 豊田章男 (TGR-WRT会長) 「私たちは“負け嫌い”」 この合言葉を口にしながら諦めずに最後まで戦い続けたTOYOTA GAZOO Racing WRTのみんなと、今日は心から喜び合いたいと思います。 ヤリ-マティ、カイ、トム、 エルフィン、スコット、 セブ、ヴァンサン、 貴元、アーロン、 カッレ、ヨンネ、 チームのみんなありがとう! サミとエンニもおめでとう! ヒョンデの皆さま、ヌービル選手、ウィダグ選手、タイトル獲得おめでとうございます。最終戦、最終日、最終ステージまで皆さんと戦えた2024年のWRCは本当にエキサイティングでした。我々がつくるラリー車の音や匂いを、東アジアの道でファンの皆さまに見てもらえることは、アジアの自動車メーカーの我々にとって大きな意味があることだと思っています。これからも一緒にアジアのモータースポーツを盛り上げていきましょう!来年もいい勝負しましょう! [オートスポーツweb 2024年11月25日]